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「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」 [映画]

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〔2017年/アメリカ〕


海賊・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と共に、
冒険を繰り広げていた
ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)も、
今は、幽霊船の船長として、
呪われた運命の中にいる。


ウィルの息子・ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)は、
そんな父を救う道を模索する中、
どんな呪いも解く事ができる伝説の秘宝「ポセイドンの槍」の
存在を突き止める。


ヘンリーは、イギリス軍の水兵となるが、
ある日、彼の乗った船が、
「魔の三角海域」を航行中、
海の死神・サラザール(ハビエル・バルデム)に襲われてしまう。


サラザールは、
魔の三角海域から、我が身を解き放つため、
ジャックが持つ、「北を指さないコンパス」を欲し、
ジャックへの伝言をヘンリーに託す。


その後、ヘンリーは、
女性天文学者・カリーナ(カヤ・スコデラリオ)と出会い・・・。





シリーズ5作目。


私の映画日記によると、
1作目を劇場で観たのが、
2003年8月13日となっている。
あれから14年も経ったのか。


まさかその時、
その後、シリーズが5作も作られるとは、
夢にも思っていなかったし、
さらに、日記には、
キーラ・ナイトレイの事を、
「相手役の女の子」と書いてあって、
ちょっと驚く。


1作目の時の、私のキーラへの認識は、
その程度だったのね。
映画日記なんてつけてても、
何の役にも立たない、自己満足だけだと思っていたけれど、
たまには、そういった確認ができるのだと、
全く無意味というわけではない事に気付いて、
少し嬉しくなる。


で、本作。


1作目から14年も経っているので、
世代交代も自然な流れで、
オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイの息子・ヘンリーが
今回の主役。


このヘンリー君が、
勇敢でイケメンで、
映画の要となるわけだけど、


その分、ジョニー・デップの影が、
多少薄れたように思うのは、
私の気のせい?(笑)


まぁ、ジョニデも54歳だ。
いつかは、後進に道を譲らねばならない日が来るであろう。
それでもコミカルな、
ジャックらしい演技は健在。
そこは楽しめる。


このシリーズで、
毎度の事だけれど、
CGが相変わらず凄い。


特に好きなのは、
船が船を襲う場面。
生き物ですらないものまでが呪われていて、
襲いかかってくるって、
凄い表現だな、と。


さらに、鮫までが呪われている。
体が半分腐敗したような鮫の
その姿ったら、
不気味としか言いようがない。


ウィルとヘンリーの親子関係もいいけど、
もう一組、
グッとくる親子の関係が描かれる。
詳しくは書かないけど、
ああいう場面には弱い自分。


ところで、子供といえば、
急に気になる事が。
ジャックには、子供っていたんでしたっけ?


これは私の希望だけど、
もし彼に子供がいるなら、
100人とか1000人とか、
一般では有り得ない数の設定にしてほしいなぁ。
その方が、なんだか面白そうじゃない?(笑)
子供の数が少なければ少ないほど(1人とか)、
涙の物語が出来やすくなりそうで、
そうなると、
それはジャックではなくなってしまう気がして。


どうやら、この映画、
あと2作は作られると言われているらしい。
その頃には、
ジョニデも還暦前後になっている事だろう。
還暦のパイレーツ・オブ・カリビアン。
それはそれで面白いかも(笑)。


評価 ★★★☆☆

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