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「フリーキー・フライデー」 [映画]

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〔1976年/アメリカ〕


アナベル(ジョディ・フォスター)は
13歳。
ホッケーや水上スキーが大好きな
活発な女の子。


アナベルのママは、
主婦は大変だと言うけれど、
あんなもの、誰にでもできる。
食事の支度をして、
お掃除して、
洗濯して、
あとはテレビ見ながら、ポテチ食べてるだけじゃない?


ママは、アナベルの態度が悪く、
成績が下がってきた事が心配でならない。
勉強してほしいのに、
遊んでばかりいて、
忙しい大人と違って羨ましい。


「ママになりたい」
「アナベルになりたい」
2人が同時につぶやいた途端、
なんと不思議。
心が入れ替わってしまったではないか!


ママになったアナベルは、お洗濯を始め、
アナベルになったママは、
ホッケーの試合に出るけれど、
失敗ばかりで・・・。





今ではすっかり大御所の感さえある
ジョディ・フォスターが
子役だった頃に主演した映画。


ディズニーだけど、
日本では未公開だったらしい。


とにかく途中までつまらない(笑)。
母親と娘の心が入れ替わるのは
まぁ、いいとしても、
展開がありきたりすぎて、
飽きる。


2人が、
心が入れ替わってしまった事について、
何の疑問もなければ、
元に戻そうと焦る様子を見せないのも変。
完全に受け入れちゃってるじゃん(笑)。


この流れだと、
「主婦業って」、「子供って」、
「意外と大変」って所に落ち着くのが見え見えで、
何の捻りもなく、
むしろ、いくら13歳だって、
洗濯機の常識的な使い方くらい知ってるだろうと、
そのわざとらしさが鼻につく。


ところが、
ラストのドタバタになると、
可笑しくて可笑しくて、
あはははは~と、
何度も声をあげて笑ってしまう。


さすがディズニー、
つまらないと思わせて、
ちゃんと面白い場面を用意しているのね。
やっぱり映画はきっちり最後まで観ないと駄目だ。


ジェイミー・リー・カーティスとリンジー・ローハンの、
「フォーチューン・クッキー」という映画の
タイトルだけは知っていたけど、
それがこの「フリーキー・フライデー」の
リメイクだと、今、初めて知った。


気になる。
近いうちに観てみなければ。


評価 ★★★☆☆

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