「ロジャー・コーマン デス・レース2050」 [映画]
〔2017年/アメリカ〕
西暦2050年。
人口増加の一途を辿る地球。
そんな中、
人々は、年に一度の国民的行事、
「デス・レース」に熱狂する。
ルールは簡単。
5台のマシンがエントリーされ、
大陸を横断。
その間に、より多くの人を轢き殺した運転手が
優勝なのだ。
5人の運転手は曲者揃い。
レースはどうなるのか・・・。
試写会で観た。
昨日感想を書いた、
「デス・レース2000年」をなぜ観たかって、
実は全てはこの試写会のため(笑)。
西暦2050年が舞台の映画なら、
2000年を先に観ておかなきゃ、
お話にならないってんで。
ただ、この映画、
日本ではDVDスルーということで、
劇場での一般公開はなく、
今日がその発売日らしい。
(まるでステマみたい(笑)。でもステマじゃないです(笑))。
DVDスルーの映画を劇場で観る意味があるのか、ないのか。
まぁ、作品にもよるだろうけど、
今回は「ある」と思ったから、出掛けたわけで。
カルト映画と言われている「2000年」を、
今後大きなスクリーンで観る可能性は、
ほぼ無いと言ってよく、
それなら、せめて「2050年」だけは、
スクリーンで観てやろうではないかと。
で、内容はといえば、
「2000年」とほぼ変わらない(笑)。
リメイクというか、
リブートというか。
むしろ、安っぽくなっている感さえある。
だって、こんなCG全盛期の今、
あんな、絵みたいな背景て(笑)。
微妙に変えてある部分もある。
昨日は、
「安楽死のため、並べられた老人」と書いたけど、
本作で並べられるのは、
車椅子に乗った子供・・・・・・いや、やめておきます(笑)。
タイトルからも分かる通り、
製作は、「B級映画の巨匠」と言われる、
ロジャー・コーマン。
一体いくつになったのかと調べてみて、
ビックリ。
なんと91歳。
91歳でこの感覚。
私には長生き願望は全くないけど、
もし91歳まで生きていたとしたら、
その時、
今程度の感覚を持ち続けていられたらいいけど。
評価 ★★★☆☆