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「桜の代紋 血の報酬」 [できごと]

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〔2005年/日本〕


県警本部捜査四課の刑事・黒部(松方弘樹)は、
自分を真人間にしてくれた、
ヤクザの義道会会長・相馬(川地民夫)を殺され、
捜査に燃える。


街のもう一つのヤクザ・関東連心会が、
事件に関係していると睨んだ黒部は、
関東連心会系の金融機関に、
強盗を装い、
1億円の金と、覚醒剤5キロを奪う。


また、関東連心会の幹部を拳銃で脅し、
相馬を殺したのは、
関東連心会会長・世古口(原田大二郎)が雇った、
香港人のヒットマン・ギル鮫島(小沢仁志)である事を
吐かせる・・・。





上映会で観た。


先日亡くなられた松方弘樹さんの追悼上映という事だ。


ただ、来られていたのはほんの数人。
開催された、新宿区内の劇場がとても小さい上に、
元々、劇場公開された映画ではなく、
VシネマのDVDを上映しただけだかららしい。


レンタル店で借りれば108円で済むVシネマを、
わざわざ遠くから交通費を使ってまで
観に来る人はあまりいないだろう。
私も、劇場が歩いて行ける場所でなかったら、
行かなかったところだ。


松方弘樹さんが、
はみだし刑事を演じているわけだけど、
やっている事がめちゃくちゃ(笑)。


昔ヤクザで、今は堅気になった知り合いの男に、
足の付かない拳銃を用意させたり、
強盗をしたり。
その言動は、
ヤクザと殆ど変わらない。


まぁ、それが、
松方さんらしいといえば、らしい。
むしろ、コテコテのヤクザ物でない所が、
楽しめる。


Vシネマというものを観たのは初めて。
なるほど、こういうものなのねと、
ちょっと勉強になった気分(笑)。


このVシネマとは全く関係ないけど、
「桜の代紋」というタイトルの映画が、
1973年に作られているらしい。


そちらは若山富三郎さん主演のようだ。
どうせならVシネマでなく、
そちらの方を観てみたい。
今度借りてこよう。


評価 ★★★☆☆

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