「サクラダリセット 前編」 [映画]
〔2017年/日本〕
日本のある地方都市・咲良田では、
住人の半数が、
何らかの特殊能力を持っている。
その能力は、咲良田を出ると忘れてしまうため、
咲良田以外の街に知られる事はない。
能力は、「管理局」と呼ばれる機関で
監視・制御されているので、
能力の有る者と無い者は、
上手く共存し合っている。
高校生の浅井ケイ(野村周平)は、
「記憶保持」の能力がある。
同級生の春崎美空(黒島結菜)は、
世界を3日間巻き戻せる、
「リセット」という能力がある。
2人は、事故で死んだ友人を、
「リセット」で蘇らせるなどしていたが、
実は暗い過去があった。
2年前、
「リセット」の影響を受け、
同級生の相麻菫(平祐奈)を死なせてしまったのだ・・・。
試写会で観た。
この試写会は、
私にとって、初めてのケース。
というのも、
「前・後編 イッキ見」という企画なのだ。
「イッキ見」という事は、
短くても3時間、長かったら5時間くらい、
映画を観続けるという事か。
(もちろん、途中休憩はあるけれど)
疲れないだろうか、
大丈夫か?自分、と思ったけど、
考えてみれば、
映画のハシゴは日常茶飯事だし、
これもハシゴだと思えば、
どうって事ないと思い直す。
それに、多少、ホッとしている部分もある。
なにせ、
試写会で、前編だけを観て、
宙ぶらりん状態の映画が、
今2本ある。
(「64 ロクヨン」と、「3月のライオン」)
もし、この、「サクラダリセット」が前編だけだったら、
3本に増えてしまうではないか。
前編ばかりが脳内リストに増えてしまって困るくらいなら、
イッキに観てしまった方が早い。
いい企画だわ(笑)。
って、そんな事言ってる間に、
「64」の後編をとっとと観ろって話だが(笑)。
映画は、といえば、
能力者と一般人が共存する街・咲良田で、
高校生の男女が、
死なせてしまった同級生の少女を、
蘇らせるという流れ。
その間に、
加賀まりこ演じる「魔女」と呼ばれる老女が閉じ込められている、
「管理局」に入る主人公カップル。
加賀まりこさんが老女か。
仕方ないけど、
ちょっと悲しくなってしまう。
評価 ★★★☆☆