「ひるなかの流星」 [映画]
〔2017/日本〕
地方で暮らす高校1年生・与謝野すずめ(長野芽郁)は、
父親がバングラデシュに転勤になったため、
東京の叔父の家に預けられる事になる。
東京の喧騒に酔ったすずめは、
公園で倒れてしまう。
すると見知らぬイケメンが、
叔父の家まで連れて行ってくれる。
翌日、転校先の高校に行くと、
そのイケメンが、
担任教師・獅子尾五月(三浦翔平)であることを知る。
すずめの席の隣は、
馬村大輝(白濱亜嵐)。
馬村はイケメンだが、
女に免疫がないようで、
いつも素っ気ない。
すずめは、獅子尾に恋している自分に気付く。
獅子尾もまんざらではないようだ。
けれど、ある日、突然、
馬村からキスされる。
彼はすずめを好きになったみたい・・・。
試写会で観た。
たまにしかない、
土曜日の試写会のせいか、
それとも、この内容のせいなのか、
はたまたキャストのせいなのか、
JK率が高い気がする。
なんか浮いている自分(笑)。
原作は、「マーガレット」に連載されていた、
漫画らしい。
そうだよね、
この粗筋、
漫画以外の何物でもない(笑)。
初めての東京で気絶したのを
助けてくれたのが、
偶然、叔父の知り合いで、
しかも、担任教師だったなんて確率、
一体どれくらいなんだ?
ここで出会ったのが、
川谷拓三だったら、
とっくにソープに売り飛ばされて・・・
・・・いや、何でもないです(笑)。
この教師、
主人公のすずめに惚れたようで、
「ちゅんちゅん」などというあだ名を
勝手に付けて、
喜んでおられる。
さらに、隣の席のイケメンも、
すずめに惚れるとは、
羨ましいような話じゃないか(笑)。
私はずっと男女共学だったせいか、
女子たちは同級生や上級生との恋愛に夢中で、
先生に恋したという話は、
私の知っている範囲では、
聞いた事はなかったな。
女子高の教師ってのも、
一見、羨ましい感じもするけど、
蛇の生殺しみたいで、
案外辛いかも、と、
この映画を観て思う・・・
・・・って、そんな事、
考えながら観てる奴は、お前だけだろ、
とも思う(笑)。
きっと、おそらく、たぶん、
皆様、ロマンティックな気分に浸っていたのでありましょう。
評価 ★★★☆☆