「SING シング」 [映画]
〔2016年/アメリカ〕
動物たちが人間のように暮らす、ここは架空の世界。
今にも潰れそうな劇場の支配人、
コアラのバスター・ムーンは、
劇場を立て直すべく、
歌のオーディションを計画する。
ところが、秘書が誤って、
「賞金1,000ドル」を書くところを、
「100,000ドル」とタイプしてしまったから大変。
当日、外はオーディションを受けるためにやって来た
動物たちで長蛇の列。
高慢なハツカネズミ、
内気なJKの象、
育児に追われる主婦の豚、
犯罪一家の息子のゴリラ、
パンク女のヤマアラシ
などなど、
候補者は個性的・・・。
ジャパンプレミアで観た。
※Movie Walkerさんより
映画の前に、舞台挨拶。
日本語の吹き替えをされた、
内村光良さん、大地真央さん、
斎藤司さん、大橋卓弥さん、
木村昴さん、重本ことりさん、
佐倉綾音さん、河口恭吾さん、
そして、日本版楽曲プロデュースを務める蔦谷好位置さんらが
登壇される。
この中で私が知っているのは、
内村さん、大地さん、トレエン斎藤さんだけだけれど、
そのほかの方がご挨拶されるときも、
声援があったので、
きっと人気の方々なのだろうと思います。
(すみません、まるで他人事(笑))
内村さんは、
「国際フォーラムは、ポケビでライブをした会場。
感慨深いです」と仰られたのが印象的。
内村さんは、私の中で、
とても腰の低い方というイメージがあるのだけれど、
生で見ても、本当に物腰が柔らな、
イメージ通りの人で、素敵でした。
映画は、といえば、
個性的な動物たちが、
歌で人々を魅了するのだけれど、
やっぱりクライマックスのショーは圧巻。
吹き替えとはいえ、
やはり皆さん、歌が上手く、
聞き入ってしまう。
全体を通して、
60曲以上のヒット曲が使われているのだそうだ。
今度は、字幕版を観てみたい気がする。
ところで、最近、
谷村新司さんの「昂」を聞いた時や、
(スマスマの終了直前にゲスト出演された時)
この映画で、「マイ・ウェイ」を聞いた時に、
この2曲に対する、
私の感じ方が違ってきている事に気が付いた。
私は今まで、この2曲を、
おっさんが陶酔しながら歌う歌だと、
勝手に決め付けて、軽んじてきた部分があったのだ。
ちゃんと聞いてみると、なんていい曲なんだろう。
今まで真面目に聞かなかったとは、
なんて勿体ない事をしてきたんだろう。
いや、それとも、私がおっさん化してきたという事か?(笑)
映画が終わって、
帰るつもりでいたら、
ライブの余興があってビックリ。
映画後に、そのような催しがあったのは初めて。
舞台挨拶も、映画も、ライブも、
全部タダで観させていただくとは、
確かに得した気分だけれど、
半面、申し訳ないような、勿体ないような、
そんな気持ちになりました。
ありがとうございました。
評価 ★★★☆☆