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「エアポート'75」 [映画]

airport75.jpg
〔1974年/アメリカ〕


コロンビア航空409便が、
ダレス空港からロスへ向かって飛び立った。


同じ頃、自家用飛行機を操縦していた男が、
突然の心臓発作で死亡し、
409便のコックピットに激突。
3人いたパイロットの1人は外へ飛ばされ、
1人は即死、
1人は重傷で、操縦できる状態でなくなってしまう。


ベテランスチュワーデスのナンシー(カレン・ブラック)が、
操縦席に座り、
管制塔からの指示を受けながら、
操縦桿を握るも、
不安と恐怖でいっぱいだ。


大型ヘリコプターから、
操縦士が乗り移る事しか
409便を救う方法はない。


ナンシーの恋人・マードック(チャールトン・ヘストン)は、
ヘリに乗り込み・・・。





昨日書いた「大空港」は、
シリーズ4作まで作られたようで、
これは、2作目。


それにしても、
これを観るにあたって、
「エアポート」のキーワードで、
レンタル店のサイトを検索してみたら、
出てくる出てくる、
世間はそんなに飛行機パニック物が好きなのか?
というくらい、ヒットする。


ジャケットも、どれも似たような感じで、
気を付けないと間違って借りてしまいそうだ。
やはり、空飛ぶ密室ともいうべき飛行機は、
物語になりやすいのかもしれない。


「大空港」が、
タイトル通り、
空港での人間模様を描いた作品だとすれば、
こちらは、「エアポート」というより、
ほぼ飛行機内だけで話が進行する。


もしも、パイロットが全員、
飛行機を操縦できる状態でなくなって、
私が操縦桿を握る立場になったらと想像したら、
怖ろしくて怖ろしくて、
気が狂いそうになる。


目の前にある計器の数は、
車の比ではないし、
1つ1つのボタンやレバーには、
どれも重要な意味がありそうで、
下手に触ったら、
致命的な事に繋がりそうではないか。


そんな状況下で、
カレン・ブラック演じるナンシーは、
頑張ってるよ。
泣きそうになって、
気絶しそうになりながらも、
管制塔からの指示に従って、
なんとか飛行機を飛ばしているんだもの。


登場人物に悪人がいないので、
変な陰謀などはなく、
その辺は気楽。


評価 ★★★☆☆

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