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「くまのプーさん 完全保存版」 [映画]

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〔1977年/アメリカ〕


「プーさんとはちみつ」(1966年)

プーさんは、
広い森で暮らすぬいぐるみのくま。
はちみつが大好きなプーさんは、
ウサギのラビットさんの家で、
はちみつをたらふく食べるけれど、
太りすぎて、家から出られなくなってしまう・・・。


「プーさんと大あらし」(1968年)

プーさんの住む森に大風が吹き、
プーさんと、子豚のピグレットは、
フクロウの家まで飛ばされてしまう。
けれど、フクロウの家が、
風のせいで壊れてしまい・・・。


「プーさんとティガー」(1974年)

プーさんの森の仲間になったトラのティガーは、
元気すぎて、
ラビットさんの畑がめちゃくちゃに。
ティガーを静かにさせるために、
ラビットさんは、ある作戦を思い付くが・・・。





いよいよクマ映画もここまできた(笑)。


どうやらディズニーのキャラクターの中では、
ミッキーより人気があると言われているらしい
くまのプーさん。


現在、貸し出されているのは、
「くまのプーさん 完全保存版」というもので、
上記の3作品が収録されている。
この3作品は、
それぞれ別の日に、劇場公開されたらしい。


とにかく、のんき。
のんきすぎ(笑)。
悪者は一人も出てこない。
物事を深く考える事もない。
そこがいい。


なので、ラスト、
唯一の人間、クリストファー・ロビン君が、
学校に行く日が来て、
そんなのんきな生活はもうできなくなる、という
ナレーションにジーンとなる。


学校という所がどんな所で、
何をするのか、プーさんたちには想像できないけど、
「掛け算やABCを習うところ」らしい、と。


クリストファー・ロビン君が一番好きな事は、
「何もしない事」だけど、
「僕はもう一生、“何もしない”って事はできなくなるんだ」と、
諦めたように言う、その表情。
のんきなプーさんの物語に、
こんな深い意味が込められているとは。


クマ映画はとりあえずこれで終わり。
「マタギ」を観た時は、
まさかディズニーまで辿り着くとは、
考えもしてなかった(笑)。


楽しかった。
全てのくまちゃんたち、本当にどうもありがとう。
探せばまだありそうなので、
またソフトを見つけたら、
観てみようかなとは思っています。


評価 ★★★☆☆

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