「鷹の爪8 吉田くんのX（バッテン）ファイル」

〔2016年/日本〕


島根県の吉田村で暮らす、
小学生の吉田君と、その友人たち。


そこへ未来から、
世界連邦捜査局・X捜査課の、
モレルダーとナスカリー捜査官がやって来た。


彼らは、未来で怪事件をひき起こしている
「呪いのビデオ」の捜査をしているのだ。


吉田君たちは、
モレルダーたちの捜査に協力するような、
邪魔するような、
とにかく、ユルーく大騒ぎに・・・。





試写会で観た。


「鷹の爪」の絵を見て、
すぐに思い出すのは、
TOHOシネマズの、
映画が始まる前の、
マナー喚起を促す動画。


けれど、それは逆に、
それしか知らないという事で、
映画が8まで作られていたことにビックリ。


私はアニメ全般、得意じゃないんだな。
まずは声優さんたちの舞台挨拶があったのだけれど、
申し訳ないことに、
お名前を聞いても、
存じ上げない方ばかりで、


この中で知っているのは、
ハリセンボンの箕輪はるかさんくらい。




ただ、吉田君の着ぐるみには笑った。
この子は、誰かが喋るたびに、
体全体を使って、リアクションするわけだけど、
しかめっ面の表情は変わらないものだから、
なんだか可笑しくて。
（このひねくれた表情は、
　私がアイコンで使わせていただいている、
　奈良美智さんのイラストにも通じるものがある気がする）


しかも、吉田君が何か発言するたびに、
左端の監督さんが後ろを向いている(笑)。
どうやら、監督さんが吉田君の声を兼ねているようだ。
（ファンの方なら当然知っている事みたいだけど(笑)）


でも、
初めて観たにしては、
本編も結構笑えたし、
劇場内も笑い声が絶えない。


それに大人の好奇心をくすぐられる。
特にオーパーツについては、
帰ってからじっくり調べようと思ったくらい。


中々楽しかった。


評価　★★★☆☆