「ダーティー・コップ」 [映画]
〔2016年/アメリカ〕
ストーン(ニコラス・ケイジ)と、
ウォーターズ(イライジャ・ウッド)は、
ラスベガスの刑事。
ある日、ストーンは、
チンケなドラッグの売人が、
なぜか多額の保釈金で娑婆に出ている事に気付く。
誰がこんな大金をポンと支払ったのか、
その金の出処はどこなのか。
調べを進めるうちに、
ある場所にある、隠し金庫の存在を突き止めたストーンは、
その金をいただいてしまおうと、ウォーターズに持ちかける。
ドイツ製の工具を取り寄せ、
金庫を壊す作業が始まるが・・・。
今年もやって来た真夏の祭典!
「シネマカリテ ファンタスティック!シネマコレクション」。
通称「カリコレ」。
新宿のシネマカリテは、
ミニシアター系の良質の映画がいつもかかっている、
大好きな映画館。
ここで5週間行われるイベント。
しかも今年は懸賞で4枚の招待券が当たっている。
70本上映されるうち4本を選ぶのだから、
どれにしようか、その選択にも力が入るってもんだ(笑)。
チラシを何度も観て、
印をつける。
(金出して全部観ろよって話だが(笑))
で、選んだうちの1本が、この「ダーティー・コップ」。
せっかくの祭典で、
何もこんなもの観なくても、と自分でも思うけど、
ニコラス・ケイジと聞いては我慢できない。
しかも共演はイライジャ・ウッド。
この2人が同じ映画に出た事ってあったっけ?
あるのかもしれないけど、
ちょっとすぐには思い出せない。
ケイジの刑事物は、
今まで何度も観ているし、
この映画のストーリーも、
佳境に入るまでは、
まるで手垢が付いたような凡庸さ。
ところが、終盤、
思わぬ展開が待っている。
特にイライジャの行動には、
そうきたか、と。
やっぱり事件の鍵を握るのは女。
女は大切にしないとね(笑)。
評価 ★★★☆☆