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「二ツ星の料理人」 [映画]

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〔2015年/アメリカ〕


元はパリのレストランでシェフをしていた
アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)は、
トラブルを起こし、
店からも、パリからも、姿を消す。


3年後。
ロンドンでの再起を賭けるアダムは、
レストランを経営する友人・トニー(ダニエル・ブリュール)に会い、
「お前の店を三ツ星レストランにしてみせる」と、
強引にシェフの座に就く。


アダム自身が選んだ料理人、
エレーヌ(シエナ・ミラー)や
ミシェル(オマール・シー)を迎え入れ、
レストランを新装開店。


しかし、傲慢な性格のアダムは、
厨房で浮きっぱなしの上に、
パリ時代に作った借金がまだ残っており、
取り立ての怪しい2人組が、
しょっちゅう現れる。


そんな中、
ミシュランの調査員と思われれる、
男性の2人組が店にやってきて、
厨房の緊張が一気に高まるのだが・・・。





試写会で観た。


このブログに何度か出てきている、
ブラッドリー・クーパー命の友人に、
試写会が当たった事を伝えたら、
めっちゃ羨ましがられた(笑)。


でも、私のようなユルーい仕事っぷりではない友人は、
定時で上がって、
劇場に駆けつけるのはまず無理だ。
なので、今ではすっかり試写会友(笑)になってしまった
ブログのお友達、yonta*さんと一緒に観る♪


ブラッドリー・クーパーのレッドカーペットに参加した事は、
以前、このブログで書いた。
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2011-02-08
めちゃくちゃハンサムで驚いた事、
そして、それ以上にビックリな、
石田純一氏のエピソード。
彼を見習えば、男性はきっとモテるようになると思われます(笑)。


で、この映画。


そのブラッドリー・クーパーが、
とっても嫌な男を演じている。


彼は厨房で怒鳴り散らす。
他のシェフたちが思う通り動けなかったり、
料理が上手くいかないと。
あんな風に怒られたら、
私だったら、萎縮して、
余計に失敗してしまう。
怒られて発奮するタイプの人もいるんだろうけど、
私には無理。
褒められて、おだてられないと、やる気が起こらない女(笑)。


そんな彼だから、
恨みを持つ人も多いようで、
途中で、とんでもない裏切り行為をされる。


「そ、それはないよー」、と思ったし、
クーパーも、ショックで荒れまくる。
ただ、この手の映画がたいていそうであるように、
お話しは好転すると思ったし、
それは予想通りだったから、
心配は不要だけど(笑)。


ミシュランの調査員の様子が
めっちゃ興味深い。


彼らは、正体を明かさずにお食事に来るって設定なんだけど、
それは本当なのかしら。
まぁ確かに、抜き打ちでないと、
お店の本当に味や、雰囲気を採点できないのは分かるんだけど。


その分、お店は大変!
調査員らしき人が来る度に、
厨房は大騒ぎ、緊張はピーク。


舌の肥えてる人って凄いなぁ。
私は、お料理ができる人ってだけで
尊敬しちゃうから、
微妙な味の差で食べ物を審査できる人は
超人とさえ思えてしまう。


評価 ★★★☆☆

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