SSブログ

「検事霧島三郎」 [映画]

kenjikirishimasaburou.jpg
〔1964年/日本〕


検事・霧島三郎(宇津井健)は、
婚約者・竜田恭子(霧立はるみ)の父で、
高名な弁護士・慎作(菅井一郎)が、
殺人の容疑者になった事で苦悩する。


恭子を深く愛する三郎は、
慎作が本当に犯人だったら、
検事を続ける事はできないと、
辞表を提出するが、
上司の森(宮口精二)につき返される。


なんとかして、
行方不明になっている慎作を探し出し、
真犯人を捕まえるしかない。
三郎は焦るが、
第二の殺人事件が起こってしまう。


また、
三郎と恭子が二人だけで会う事は
絶対にいけないと森に釘を刺され・・・。





私はテレビドラマについては、
あまり詳しくないのだけれど、
この「検事霧島三郎」は、
映画化は1回だけれど、
ドラマ化は何度もされているらしい。
原作が、それほど面白いという事なのだろうか。


ウィキペディアを見ると、
90年代のドラマ版では、
恭子の名字が霧島になっているから、
二人は結婚したという事が分かる。


とはいえ、この恭子さん、
私が霧島検事だったら、
「嫁にするにはちょっと・・・」と思ってしまいそうで(笑)。


というのも、
恭子さんは、すぐ人に騙される。
「なんでそんなチンピラの言う事を信じるの?」と
言いたくなるような男に
ノコノコついていって、
貞操を奪われそうになったり。


「変だな」と思ったら、
まず人に相談する。
それは詐欺に騙されない為の基本よ。
恭子さんが年を取ったら、
振り込め詐欺の被害に遭いそうで心配だわ(笑)。


ストーリーも、
まぁ、普通。


麻薬だ、海外逃亡だ、と、
ラストまで、
ずっと引っ張ってきて、
結局、真犯人と動機はそれかよ、って(笑)。
まぁ、ちょっとした伏線はあったから、
もしかして、とは思ったけど。
ちょびっと豪華な2時間ドラマといった感じ。


評価 ★★★☆☆

nice!(56)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画