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「ラスト・リベンジ」 [映画]

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〔2014年/アメリカ〕


CIAの捜査官・ニコラス・ケイジは、
テロリストに拷問されるも、
間一髪の所を、アメリカ軍に救出される。


22年後。
すっかりベテランとなったケイジだが、
年は重ねても気力は十分。
まだまだ現役だと、自分では思っていたのだが、
認知症だと診断されてしまう。


そんな中、
22年前に自分を拷問した、
モハメド・バニール(アレクサンダー・カリム)が
生存しているとの情報が入る。
ケイジ救出の際、死んだとされていたのは、
別の人間だったのだ。


バニールへの憎しみを一度も忘れた事のないケイジは、
彼が生きているという確実な証拠を掴み、
潜伏先のケニアに行く。


認知症の自分に残された時間は少ない。
バニールへの復讐に燃えるケイジは・・・。





先日書いた、ニコラス・ケイジの、
「レフト・ビハインド」と一緒に、
レンタル店で、
これまた準新作扱いなのに借りてしまった1本。


これも、なんとも評価低いのねぇ。
何度も書くけど、
ケイジは、天文学的金額の借金を返すために、
なりふり構っていられないのかなぁという印象。
やっぱり来た仕事は全て受けるって
スタンスなんだわねぇ(笑)。


最初の感想は、
ケイジも認知症になってもおかしくない年齢になったか、という事。
変な感慨がある。


ずっと以前に、
「ドライブ・アングリー 3D」を観た時、
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2011-08-16
「ケイジに孫がいるという設定に驚いた」
と書いたけれど、
今回はそれ以上に、時が進んでいるようだ。


認知症という部分以外は、
普通の復讐劇。
敵がアラブ人のテロリストというのが今風だけど。
さらに、ケイジは、
CIAに対して、
「オバマの手下に成り下がった」みたいな事を言う。


それはアメリカが弱くなったと言いたいって事?
面白いなぁ、現役大統領の実名を出して、
自分の国を表現するって。
日本の映画で、そんな事って可能なのかしら。


ケイジの、もっと馬鹿馬鹿しい映画が観たいなぁ。
「ゴーストライダー」みたいな(笑)。


評価 ★★★☆☆

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