SSブログ

「SUSHI GIRL」 [映画]

image.jpg
〔2012年/アメリカ〕


ある建物の中で、
鮨職人が鮨を握り、
横たわった裸の女の体の上に、
それを置いてゆく。


一癖も二癖もありそうな男たちが5人、
集まってくる。
鮨を肴に、宴会が始まるらしい。


しかし、その雰囲気は、
和気藹々とは程遠い、
一触即発な空気。
彼らは6年前、ダイヤを強奪した仲間だったが、
盗んだはずのダイヤが、
見つからないのだ。


5人の中の誰かが持っている。
一番怪しいのが、ノア・ハサウェイ。
男たちは、ハサウェイにダイヤの在処を吐かせようと、
激しく拷問するが・・・。





初めて女体盛りなるものを知った時は、
驚いたものだ。
女の体に食べ物を並べるなど、
なぜ、そんな不衛生な事をするのか、
そんな事をして何が嬉しいのか、
男って分からん、と。


もしかして、
女の体は、ラップか何かで包んであって、
そこに食べ物を乗せるのかなと、少し思ったけれど、
色々調べてみると、
そのような事はなく、
どうやら直接肌に置くらしい。
そんな事したら、刺身などの生ものが温まって、
美味しくないだろうに。
やっぱり分からん(笑)。


で、この映画、
いきなり、女体盛り作りから始まり、
おぉ!って感じ。
「スシ ガール」と聞けば、
鮨修行をする女の子の話か何かと思うじゃない?
まさか、女体盛りの器の役をする
女の子の事だったとは(笑)。


しかも、鮨職人を演じるのは千葉真一よ!
そりゃあ期待も高まるってもんだ。


その後のお話も、
中々面白い。
タランティーノ風味。


6年前に強奪したダイヤの行方が分からず、
5人の荒くれ男たちが、
女体盛りを前に、
激しくやり合う。


疑いをかけられている男への、
拷問場面が恐ろしい。
もし男が、本当にダイヤの行方を知っているなら、
早く言っちゃいなよーと言いたくなる凄さ。
直視できず、目を背けた箇所多数。


オチがまた面白い。
なるほどー、と。
B級映画の傑作じゃないかな。


奇しくも、男5人の映画という事で、
これをSMAPが演じるとしたら、
誰がどの役だろうと考える。


稲垣ゴローちゃんはすぐに決まった。
他は・・・
今は時期的に色々差し障りがあるので、
ここには書かない(笑)。


評価 ★★★★☆

nice!(47)  コメント(18)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画