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「警視庁物語 行方不明」 [映画]

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〔1964年/日本〕


皮革加工会社の技師・松井と小山の2人が
突然失踪し、
警察に捜索願いが出された。


2人の職場に調査に行った刑事たちは、
カーテンや床に血液反応を認め、
殺人事件と断定し、捜査を始める。


同僚の話によると、
小山は自分が大卒である事を鼻にかけ、
日頃から、年上の松井を小馬鹿にしたような態度を取り、
松井はそれを恨みに思っていたという事だった。
さらに、女性問題が絡み、
二人の仲は最悪という事も分かる。


しかし、捜査を続けていくうちに、
小山の意外な秘密が分かり・・・。





うーん、なんなんだ、
この「警視庁物語」って映画は。
24作もシリーズになっているらしい。
古い邦画は、割とチェックしている自分だけれど、
なぜかこのシリーズはノーチェックのまま
ここまで来てしまったみたいだ。


しかも、殆どの作品が、
1時間前後の、短い映画のようで
公開当時、劇場で、
どのような形で上映されていたのか、
1本だけだったのか、
他の映画との併映だったのか、
それさえよく分からない。


今回、名画座でポイントが溜まっていたから、
観に行ったけど、
そうでなかったら、
おそらく観なかっただろうなぁ。
せっかく溜まったポイントで、
58分の映画を観るって、
損なのか、タダだからいいと思えばいいのか、
ちょっと判断がつかない(笑)。


この「行方不明」って、
24作中、24番目の作品らしいし、
シリーズものは、
できるだけ公開順に観たい私にとって、
その見方は、なんとなく居心地が悪いというか、
好きじゃないというか。


お話も、殆ど捻りのない、
平凡な刑事物。


58分の中で事件を解決しようとするもんだから、
沢山の人物がこれでもかと出てきて、
さらに、犯人も、動機も、
どうって事もなく。


まぁ、いいや。
こういったシリーズがある事を知っただけで良かった。
次でどこかで見かけたら、
コツコツとコレクションするように、
観てしまうかもしれない。


評価 ★★★☆☆


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