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「マチェーテ・キルズ」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


メキシコの連邦捜査官・マチェーテ(ダニー・トレホ)は、
アメリカ大統領から、
マッドマン(デミアン・ビチル)と呼ばれる、
メキシコ一イカレた男を
暗殺してほしいとの依頼を受ける。


しかし、マッドマンに会ったマチェーテは、
彼の心臓にある細工がされている事にショックを受ける。


それは、マッドマンの心臓が止まった瞬間、
ワシントンD.C.に向けたミサイルが発射されるというもので、
それでは、殺す事はできない。


仕方なく、生きたままのマッドマンを、
アメリカに連れていく事にしたマチェーテだが、
懸賞金を狙う輩が、
次々彼らを狙い・・・。





3年ほど前に観た「マチェーテ」の続編だけど、
最初に言わせて(笑)。
マチェーテ本人より、
チャーリー・シーンがアメリカ大統領を演じている事に、
ビックリした事を。


彼をアメリカ大統領に据えた事で、
この映画の本気度が見えるようだよ(笑)。
最近のニュースで騒がれているけれど、
5,000人斬りの男よ、5,000人。
彼は今50歳。
15歳からとしても、
単純計算して年間142人。
奔放だと思われるハリウッドでも、
この人数はやっぱり凄いんだろうか。
話題になるくらいだから、
凄いんだろうなぁ。


この映画は、もちろん、
そんな彼のニュース以前に作られているのだけれど、
大統領だというのに、
夜、3人の女とベッドで寝ている場面がある事からして、
ハリウッドでは当たり前に知られていた事実なのかも。
彼自身も、自分をパロディにしているという事だものね。


で、この映画、


相変わらず、ダニー・トレホがチャーミング。
いや、チャーミングというと語弊があるか(笑)。
まぁ、とにかく可愛い。
自分で自分の事を、
「マチェーテ」と呼ぶ所なんか、
ミョーに人の心をくすぐる。
ある種の幼児プレイみたいなものか(笑)。


そして不死身。
どんな目に遭っても、彼は死なない。
どうすれば死ぬのかってくらい、死なない。
でも、理屈なんてどうでもいい。
それがマチェーテ。


その分、彼以外の人がどんどん死んでゆく。
「こんなスターが!?」という人まで。
みんな、この映画に出たかったんだろうなぁと想像する。
演じているのが楽しそうだもの。


なんだか続編がありそうで、
しかも宇宙が舞台?
本当に?
「ジェイソンX」じゃないんだからさ(笑)。
でも、そんなものが作られたら、絶対観てみたい。


評価 ★★★★☆

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