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「女のつり橋」 [映画]

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〔1961年/日本〕


<第1話>
熱海のマッサージ派遣家で、
売れっ子のマッサージ師・中村玉緒は、
経営者の息子で東京の大学に通う川口浩に惚れている。


今日、久し振りに川口が帰ってくる事を知った中村は、
ソワソワして仕事も手に付かないが、
帰って来た川口は、東京から美しい恋人・江波杏子を伴っていた・・・。


<第2話>
野添ひとみと、親友の紺野ユカは、
2人で高級マンションを借り、
野添は中村伸郎、
紺野は有島一郎の愛人として、
部屋を使って、ちゃっかり家賃を2人から受け取っている。


どちらかのカップルが部屋で逢い引きする時は、
片方の女は、隣の友人の部屋に隠れる、
そんな事を繰り返していたが、
ある日、野添たちカップルが部屋にいる時、
有島がやって来てしまう・・・。


<第3話>
ストリッパーの叶順子は、
劇場近くに借りているアパートに、
同僚・左幸子と住んでいるが、
ある日、左が男を引っ張り込んだため、
外に出る。


劇場に行った叶は、
雑用係の伊藤雄之助と酒を飲み、
つぶれて、眠ってしまう・・・。





ラピュタ阿佐ヶ谷の、
現在のモーニングショーのテーマは、
野添ひとみさん。


川口浩様をこよなく愛する私は、
当然、奥様の野添さんの事も大好きで、
8本上映される中で、
未見の作品が2本あり、
とても楽しみにしていた。


で、この映画、
全く予備知識なく観たので、
私はてっきり、
浩様と野添さんが共演するのだと思っていたけれど、
オムニバス映画なので、
2人が同じスクリーンに並ぶ事はなかった。


その代り、
浩様の相手役が、
中村玉緒さんというのが、
とっても珍しい気がして、新鮮。
この組み合わせも悪くない。


浩様に熱烈に片思いする中村さんに、
「分かるよー」と一人でニコニコしてしまう。
だって、浩様、素敵すぎ♪
実は、彼の登場した瞬間では、
胸の前で指を組んでしまったほど←馬鹿~(笑)。


第2話に出てきた野添さんは、
中年のおっさんの愛人という役で、
まぁ、それはどうかと思うけど、
それはさて置き、とっても可愛い。


映画自体は、
3本ともオチらしいオチはない。
なぜこのような映画が作られたんだろうと思ったけど、
スケジュールが詰まっていた
当時のスターたちを、
できるだけ拘束時間を少なくしながら、
1本の映画を撮ってしまえー!と
考えられた末なのかなぁと憶測したりして(笑)。


評価 ★★★☆☆

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