「流されて2」

〔1974年/イタリア〕


最近横行する誘拐事件の被害者たちが、
その身代金を取り返すべく、
女社長・マリアンジェラ・メラートに復讐を依頼。


メラートは、誘拐団の首領・ミケーレ・プラチドを
逆誘拐し、監禁する。


プラチドを鎖でつなぎ、
目隠しをし、
拷問していたメラートだが、
次第に彼の逞しい肉体の虜になってしまう。


プラチドに女を所望されたメラートは、
自ら彼の部屋に行き、
彼が目隠しされているのを良い事に、
関係するが・・・。





全然「流されて」ないじゃん(笑)。


「流されて・・・」の続編だと思って、
観てみたのだけれど、
監督と主演が同じだけの別物。
なんか詐欺に遭ったような気分。
タイトルに「・・・」が付いてないから別物って事？(笑)


オリジナルは、
女主人と使用人が、
無人島で立場が逆転するという発想が面白かったけど、
こちらは、ただ単に、
性欲に駆られた女が、
男を自由にしているだけ。


男の鼻が異常に利くのが笑える。
彼は目隠ししているも、
女がいる事を嗅覚だけで判断できる。


こういうのを見ると、
やっぱりイタリア人の
肉食指数は高い。
そう沢山観ているわけじゃないけど、
日本のジメジメしたエロ映画とは、
基本が違う気がする(笑)。


とにかく全体的にふざけていて、
「くだらねー」と言いながら観てしまう。
まぁ、いいけど。
イタリアの、ちょっとしたエロ映画だと思えば、
それなりに楽しめる。


評価　★★★☆☆