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「アントマン」 [映画]

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〔2015年/アメリカ〕


刑務所から出たばかりのスコット(ポール・ラッド)は、
その前科から、仕事を得てもすぐ首になってしまう。
最愛の娘の誕生会に
勝手に押しかけても、
元妻の態度は冷たい。


養育費をきちんと払って、
娘に堂々と会いたい。
そう考えるスコットは、
悪友の誘われるがままに、
金庫破りをする。


しかし、その金庫の中には、
汚れたライダースーツとヘルメットが入っていただけ。
ガッカリしたスコットだったが、
実はそれこそが、
今は引退した天才科学者・ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)が開発した
「アントマン」になれるアイテムだったのだ。


ピム博士に見込まれたハンクは、
正義のヒーローになるための特訓を始めるが・・・。





小さな小さなアメコミヒーロー。
彼は名前の通り、
蟻くらいの大きさで、
しかも、実際に蟻の力を借りて活躍する。


今まで色々なヒーローを見てきたけど、
昆虫に助けられるって、
初めて聞いた気がするわ(笑)。


これ、虫の嫌いな方が観たら、
どう感じるのだろう。
だって、普通、人間が蟻を見る時って、
足元にいる、芥子粒みたいなもので、
どんな顔をしているかなんて、
考える事は殆どないでしょう?


それがこの映画だと、
蟻は自分と同じくらいの大きさか、
もしくは自分より大きいくらいで、
蟻の顔がアップよ、アップ(笑)。
虫が苦手な方だったら、
ゾッとするんじゃないかと思って。


(私も、虫ではないけれど、
 直視できないくらい苦手な生き物があって、
 もしも自分がその生き物と同じくらいの大きさになったら、
 きっと気絶すると思う(笑))


おそらく、シリーズ化されるのだろう。
本作は、ほんの序章という感じがする。
「アントマン」がなぜ誕生したのか、
前置きが長い。
本格的に稼働するのは2作目からなのだろう。


マイケル・ダグラスが出ている事を知らなかったのでビックリ。


評価 ★★★☆☆

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