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「GONIN2」 [映画]

gonin2.jpg
〔1996年/日本〕


町工場の経営が苦しく、
暴力団・野崎組から金を借りた外山(緒形拳)は、
激しい取り立てを受けていた。


その日、外出先から帰った外山は、
家の外で待っていた組員たちに襲われ、
妻は凌辱されてしまう。
そのショックで、妻は自殺。


復讐に燃える外山は、
野崎組に押し入り、
組長らを殺して、金を奪い、
妻の欲しがっていたキャッツアイの指輪を買いに、
宝石店へ行く。


ところが、外山が宝石店に入った時、
大変な事態が起こっていた。
強盗団が店を襲っていたのだ。


そして、偶然居合わせた女の客4人、
サユリ(大竹しのぶ)、
蘭(余貴美子)、
早紀(夏川結衣)、
志保(西山由海)と、
店員のちひろ(喜多嶋舞)は、
強盗に反撃し、
宝石を持って逃げてしまう・・・。





昨日書いた「GONIN」の第二弾。


続編ではなく、
全く別の話で、
今度は女が「5人」という設定。


「GONIN」はとても面白かったけれど、
本作はちょっと残念。
「GONIN」は男たちのキレた演技が素晴らしかったけれど、
やっぱり女は駄目だ。


なーんて書くと、女性差別になってしまうんだろうけど、
私は女が男より劣るなんて、
一度も思った事はない。
ただ、このシリーズは、女が演じるには向かないと感じただけ。


全体の雰囲気もなんだか軽く、
観たことはないけれど、
Vシネマってこんな感じなのかも、と思う。
緒形拳さんが引き締めてくれていたから、
なんとか持っている気がする。


今回、女たちは、
宝石を持って逃走するんだけれど、
私は宝石はあんまり欲しくない。
(私の都合なんて、どうでもいいが(笑))。
だって、いくら高価だと言われても、
どうやって換金したらいいのか分からないし、
すぐに足がつきそうじゃない?


そこも、イマイチ入り込めなかった理由かなぁ。
「GONIN」は、現金強奪だから、
色々妄想できたしね。
自分は、どこまでも現金主義の女(笑)。


大竹しのぶさんの登場シーンは、
口をあんぐり開けてしまう事必至。
なぜなら、彼女は、
セーラー服を着ていて、
売春するために、男を待っている。


それも、コスプレではなく、
本人、大真面目(笑)。
「17歳に見えないかなぁ」、って、
見えないよ!(笑)


評価 ★★★☆☆

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