「テッド2」

〔2015年/アメリカ〕


魂を持ったぬいぐるみのクマ・テッドが、
ついに結婚した。
相手は、テッドと同じスーパーで働く、タミ・リン（ジェシカ・バース）。


しかし、新婚生活はそう甘いものではなく、
すぐに喧嘩が絶えなくなる。
このままでは、結婚生活の破綻は必至、
そう悩むテッドに、同僚の女店員が言った。
「子供を持てば、全て解決する」と。


タミ・リンもその意見に大賛成。
テッドは、親友のジョン（マーク・ウォールバーグ）に
精子を提供してもらおうとするが、
タミ・リンが、妊娠できない体だと分かる。


それなら、養子をもらばいい。
しかし、養子をもらうには、
テッドが人間である事を証明しなければならない。
テッドは人間なのか、人間の所有物なのかを決める
裁判が始まる。


さらに、ある玩具メーカーで、
テッドを誘拐しようという計画が持ち上がり・・・。





前作から2年半。
あの、おっさんみたいなクマのぬいぐるみ・テッドが、
結婚するという衝撃の幕開け（笑）。


人間とぬいぐるみが結婚って、
どうやって・・・と、色々想像もしてしまうけれど、
まぁ、考えるのはやめよう。
テッドが幸せならそれでいい（そうか？（笑））


しかし、この新婚カップルの喧嘩が凄い。
訳し方のせいもあるんだろうけど、
タミ・リンは完全にヤンキー言葉で、
テッドに喧嘩をふっかけ、
テッドもそれに応戦。
ひゃ～って感じで（笑）。


テッドとジョンの病院での場面も凄い。
詳しくは書かないけれども、
気持ち悪すぎ（笑）。


1と同じで、
映画への愛がいっぱいな所もいいな。
色々なタイトルや、
俳優さんの名前が出てくる。


ただ、やっぱり日本人には難しい笑いもあって、
ここ、笑う所？と戸惑う場面も少なくない。
アメリカにいたら、大爆笑できるのかもしれないなぁ。


アメリカのコミコンが観られたのも楽しかった。
私はああいったイベントには行った事がないのだけれど、
（この年じゃ浮いちゃうよね（笑））
映像で見るだけで楽しい。


1よりさらに、下ネタがパワーアップした感じで、
付き合い始めのカップルには辛いかも。
逆に、どんなネタでも笑い飛ばせるような、
お互いを知り尽くしたカップルなら、絶対楽しめる。
っていうか、
あれくらいのエロで気まずくなるような2人は、
まだまだ本物の恋人同士とは言えないって感じ？（笑）。


評価　★★★☆☆