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「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」 [映画]

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〔2007年/アメリカ〕


ピッツバーグ大学の映画学科の学生たちは、
ホラー映画を撮るべく、
郊外の山でロケをしていた。


ところが、ラジオから驚くべきニュースが流れる。
死人が次々と起き出し、
人間を襲っていると言うのだ。


キャンピングカーに乗り、慌てて下山した彼らは、
ニュースの通り、
蘇った死体が彷徨い、
人を襲う場面に遭遇、
学生の一人・ジェイソン・クリード(ジョシュ・クローズ)は
カメラを回し始める。


大学の女子寮、病院、農家など、
逃げ場を求めて、様々な場所に移動するも、
ゾンビたちはもう、あらゆる場所にいて、
彼らに襲いかからんとする。


さらに、事態は鎮静化していると発表する政府と、
悪化を伝えるネットとのギャップに気付いたジェイソンは、
真実を伝えようと、
ますます撮影に熱が入り・・・。





「○○・オブ・ザ・デッド」ってタイトルの映画って、
一体何本あるんだろうというくらい、
沢山あって、
まさに玉石混合、
変な物を借りてきたら、
時間の無駄だったと後悔しそうな作品もある(笑)。


でも、この「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」は、
ゾンビ映画の父といってもいい、
ジョージ・A・ロメロ監督が撮った、
王道って感じがする。


映像は、
素人がハンディカメラで撮ったという体の、
「REC」や「パラノーマル・アクティビティ」と同じ設定。
・・・と、ここまで書いて、
念の為、調べてみたら、
本作も、上記の2作も、
全て2007年の映画であった。


このころ、映画界は、
そういった手法が流行っていたのであろうか。
他の映画はともかく、
ロメロ監督ほどの巨匠は、
そんな世間の流れとは無縁でいいのに、とも思ったけれど、
監督も、やってみたかったのかも(憶測(笑))。


そのせいもあって、
映画は小さくまとまっている感じ。
ゾンビの全貌がよく見えず、
ちょっと残念かな。


映画の中で、
「東京も酷い状態」という女の子の映像が出てきた。
そっか、アメリカでゾンビが出現すると、
日本にも飛び火するのか。
「どうして?」とも思うけれど、
あまり深く考えないようにしよう(笑)。


評価 ★★★☆☆

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