「ファイナル・デッドブリッジ」 [映画]
〔2011年/アメリカ〕
勤務先の研修旅行に向かうサム(ニコラス・ダゴスト)は、
チャーターされたバスに乗り込んだ。
バスが巨大な吊り橋に差し掛かった時、
強風と工事のせいで、
強度が弱くなっていた橋が崩れはじめ、
全員が死亡する・・・。
それはバスのシートで見た、
サムのリアルな幻覚だったが、
どうにも胸騒ぎが抑えきれない彼は、
数人の同僚と上司と共に、バスを降りる。
その直後に、サムの見た幻覚が現実のものとなり、
彼らの目の前で橋が崩落、
大惨事となる。
九死に一生を得たサムたちだが、
その後、生き残った者たちが一人ずつ、
凄惨な死を遂げてゆく・・・。
「ファイナル・デスティネーション」シリーズ、
5作目にして、最終章。
なんとか全制覇できた(笑)。
最初の、橋の崩落の場面が結構凄い。
CGと特撮なんだろうけど、
このエピソードを膨らませれば、
1本のパニック映画ができそうな気がする。
DVDの特典映像で、
この場面の撮影風景を見せてくれる。
これが中々面白くて、
ニコニコしてしまう。
そして、当たり前の事だけど、
酷い死に方をする人々が、
実はお元気な事にホッとしたりもする。
今回は、今までの作品に比べて、
サスペンス色が強いかも。
ラスト近くで、
事故ではなく、
殺人を犯す者が出てきたりして。
それから、なんと言ってもラスト。
「そうきたか」って。
「あっ!」と、ある事に気付いて、
そこからは、もう、目をこらして観る。
好きだな、こういう展開。
さきほど最終章とは書いたけれども、
今後もまた作られるかもしれないし、
それは私にも分からない。
ただ、もし作られるとしたら、
今度は劇場で観てみたいな。
この世界観を大きなスクリーンで感じてみたい。
できれば3Dで(笑)。
評価 ★★★☆☆