SSブログ

「ジュエルに気をつけろ!」 [映画]

juelnikiwotsukero.jpg
〔2001年/アメリカ〕


バーテンダーのランディ(マット・ディロン)は、
ある夜、男に乱暴されそうになっていた、
魅力的な女・ジュエル(リブ・タイラー)を助け、
自分の家に連れ帰る。


ジュエルの夢は理想のマイホームを手に入れる事で、
そのためには、どんな手段も選ばない。
ランディはそんな彼女の為に、
殺人の片棒を担ぐハメになってしまう。


ジュエルに魅せられた男は、
ランディだけではない。
刑事のデリング(ジョン・グッドマン)もその一人。
彼は、ジュエルに惚れるあまり、
何かと彼女の周囲をウロつき、
彼女が何か事件に関わっていると気付くも、
その事実を握りつぶしてしまう。


さらに弁護士のカール(ポール・ライザー)も
ジュエルに夢中になる。
ジュエルの魅力に抗える男など、
この世に存在しはしない・・・。





すごいな。
こういう内容の映画って、
1ミリ間違えるとと、
イライラさせられっぱなしな気がするけど、
そういった事は全くなく、
ノー天気にあはは~と笑って観てしまう。


自分の理想の家を手に入れたい、
リブ・タイラー演じるジュエルが、
目的の為なら、
泥棒も殺人も厭わないのが、
笑える。
(笑っちゃいけないのでしょうが)。


ジュエルの気持ち、
ちょっと分かるなー。
私も家の外観や間取りを見るのが大好きで、
散歩をしていても、
つい目がいってしまうのは、
立ち並ぶよそのお家。


映画を観ていても、
家の中の調度品が気になって仕方なく、
「私だったら、あんな所にあんな物は飾らないなー」とか、
ストーリーを追いながらも、
インテリアチェックは欠かさない。


とはいえ、
ジュエルの趣味と私の趣味は、
全く違うけれども。
私は、なーんにも置かない、殺風景なくらいの
お部屋が好きだけれど、
ジュエルは、ランディのお家にペンキを塗ったりして、
どんどん派手に変えていく。
人それぞれ、好みって面白いなぁ、と、
そういった面でも楽しめる。


ジュエルの魅力に対して、
男たちはみんな、お馬鹿さん(笑)。
彼女に魅了され、
彼女のためなら、なーんでもしちゃう。


私も彼女くらい可愛かったら、
今頃、豪邸に住んでいたかもしれないなぁ(笑)。


評価 ★★★☆☆

nice!(44)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画