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「血ぬられた花嫁」 [映画]

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〔1980年/アメリカ〕


劇場でホラー映画を観ていたマリーは、
中座して手洗いに行った際、
誰かに付けられているような気配を感じ、
席に戻って友人に話すが本気にしてもらない。
ところが、その直後、座席の後ろから、
何者かに心臓を一突きされて死ぬ。


事件の担当刑事・カールトンは、
マリーが来週結婚する事になっていたと知り、
ある悪夢を思い出す。
3年前、彼の婚約者が、
結婚式の直前にウェディングドレス姿で殺されたのだ。


一方、もうすぐ結婚する事が決まっているエイミーは、
何者かに尾行されている気配を感じながら、
ウェディングドレスの試着に出掛けた。
試着も終わり、彼女は帰るが、
ドレス店の店長が、見知らぬ男にメッタ刺しにされ殺される。


その後も、エイミーの周囲の人間が次々に殺され、
ついにエイミー自身にも魔の手が・・・。





以前、トム・ハンクスに恋していた時、
公開作を劇場に観に行くのはもちろんの事、
未見の作品はレンタルして観まくった。


殆どの作品を観尽くしたけれど、
彼のデビュー作でもある、
この、「血ぬられた花嫁」のソフトだけが、
どうしても見つからず、
ずっとそのままで心残りだった。
けれど最近、ソフトを持っているという方から、
お借りすることができ、
やっとやっと、観る事ができて、めっちゃ感激。


現在、大スターとなっている俳優さんが、
無名の頃、ホラー映画に出ていたというのは、
ハリウッドではよくある話で、
ただ、そういった映画を観た時、
その俳優さんが、あまりにも若かったり、垢抜けなかったりして、
一体どの場面にいたのか、
見過ごしてしまう場合も多い。


今回、そのような事故(?)が無いようにと、
トムの役名を事前にネットでチェックしたうえで、
観始めたわけだけれど、


きっかり1時間たった時、
出てきたわ、トム君(笑)。
見過ごす事は絶対にない程度には
セリフもあったし、
これが彼のデビュー作だと思うと感慨もひとしお。


肝心の映画の方はといえば、
とにかく人が殺される。
犯人は結婚間近の女の子や、
その子の周辺の人間がターゲットらしいけど、
なぜそうなのかは、理由は最後まで分からない。
他人の幸せが妬ましいのか?(笑)


まぁ、私は、
霊やモンスターより、
生きてる人間の方が
ずっと怖いと思う方だから、
そういう意味では不気味であった。
最初から割ときちんと怖がらせてくれたし、
そう酷いというものでもなかった。


評価 ★★★☆☆