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「シェフ 三ッ星フードトラック始めました」 [映画]

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〔2014年/アメリカ〕


ロスの高級レストランでシェフをするカール(ジョン・ファヴァロー)は、
フードブロガーが来店する日、
自慢の料理を出そうと考えるが、
オーナーのリヴァ(ダスティン・ホフマン)から却下され、
通常のメニューを出す。


ところがそれを酷評され、
ツイッターに拡散された事で
怒りが爆発。
さらに、ブロガーの1人と店内で大喧嘩になった事から、
店をクビになってしまう。


無職になったカールに、
元妻・イネス(ソフィア・ベルガラ)は、
一緒にマイアミに行って、
自分が仕事中、10歳の息子・パーシーの面倒をみてほしいと頼まれる。


マイアミで、イネスの元夫・マービン(ロバート・ダウニー・Jr)から
援助を受けたカールは、
オンボロフードトラックを磨き、
パーシーと、友人のマーティン(ジョン・レグイザモ)を助手に、
キューバサンドイッチの移動販売を始める・・・。





なんてお腹が空く映画だろう(笑)。


ジョン・ファヴァロー演じる主人公・カールのお料理が
素晴らしすぎる。
なんといっても、その見た目!
盛り付けが本当に綺麗で、
色合いも素敵で、
「あぁ、食べたい」と思うものばかり。


しかも、出来上がったものを、ただ見せるのでなく、
作っている過程も楽しませてくれるもんだから
二重に楽しめる。


前半、カールのお料理がネットで批判されるのを観て、
「他人の作った物を批判するなんて、酷いな」と思ったけれど、
考えてみれば、私だってこうしてブログをしているわけで、
人の事は言えないな、と思ったりもして。


ただ、今の映画は、
もうネットと切り離しては作り得ないんだな、とは思う。
店の評判を上げるも下げるも、
全てはネット次第という所が、
この映画の特色でもある。


特に10歳の息子・パーシーは、
誰よりネットを駆使して、
フードトラックの客寄せに一役買ってくれている。
カールにとって、すんごい頼もしい相棒。


カールの、
高級レストランのお料理も食べたいけど、
トラックで作るキューバサンドイッチってのも、
めちゃくちゃ美味しそう。


私は、温めた硬めのパンに、
何か挟んで食べるのが大好きで、
そのキューバサンドイッチってのは、
まさに、私の好みそのまま(笑)。
映画が終わる頃には、
今日、何作ろうかと、
そればかりが頭の中を回ってた(笑)。


評価 ★★★★☆

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