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「ANNIE アニー」 [映画]

annie2015.jpg
〔2014年/アメリカ〕


アニー(クワベンジャネ・ウォレス)は、
4歳の時、両親に置き去りにされ、
現在は里親・ハニガンさん(キャメロン・ディアス)の家で暮らしている少女。


ハニガンさんの家には、
アニーと同じような境遇の少女たちが他に4人いて、
互いに夢を語り合っている。
ハニガンさんは、「児童手当が目当てでお前たちを引き取った」
と言って憚らないけれど、
本当は彼女も淋しさを抱えているのかもしれない。


一方、ケータイ電話会社の社長で、
次期ニューヨーク市長に立候補しているスタックス(ジェイミー・フォックス)は、
支持率が上がらず苦戦しており、
何か手を打たねばと策を練っていた。


そんな中、車に轢かれそうになったアニーを
助けたスタックスの動画がネットに載った事から、
「これだ!」と思い付いた選挙陣営は、
アニーを引き取る事で、
選挙民の支持を得ようとする。


潔癖症のスタックスは、
本当はアニーの事などどうでもいいのだが、
彼女の明るさに次第に心を通わせるようになり・・・。





やっぱりいいなぁ。
この映画の主題歌、「TOMORROW」。
“明日になればきっと良い事がある。
淋しくて憂鬱でも、
明日は幸せ”
と、高らかに歌うこの曲。
単純すぎると言われても構わない。
私はこの曲が大好きだ。


この映画を観る為に、
オリジナルの「アニー」を観た事は、
以前に書いたけれども、
あちらが白人で赤毛だったのに対して、
こちらは、黒人のアニー。


でも、そんな事は、どうでもいい。
肌の色なんか関係ない。
元気で、素直なアニーが、
スクリーンいっぱいに歌って踊ってくれれば、
それだけで幸せ。


アニーは誰の事も憎んだりはしない。
意地悪なハニガンさんの事だって、
決して悪くは思わない。
だから最後にはハニガンさんも変わる。
憎しみで人は変えられないけれど、
愛でなら変えられる・・・


なーんて、いつもは文句たれの私が、
陳腐な事を書いてしまったわ(笑)。
でも本当にアニー大好き。
アニーを演じているクワベンジャネ・ウォレスも、
可愛くて最高。


ミュージカル映画だから、
みんな歌ってたけど、
キャメロン・ディアスが歌う場面が、
ちょっと微笑ましかった。
彼女って、確か歌が苦手じゃなかったっけ、って。
(映画、「ベスト・フレンズ・ウェディング」の中で、
とんでもない歌声を披露していた記憶が(笑))。


いや、歌が下手なのを馬鹿にしているわけじゃない。
(私も人の事言えないし)
苦手なのに一生懸命歌っている様子に、
とても好感を持って、
そして、可愛いと思ったものだから。
彼女は歌手ではないし、
出来る範囲で精一杯の事をしている様子が素敵で。


スタックスの、
マンハッタンの一等地にあるマンションが羨ましくて。
私は物欲は殆どないけれど、
素敵なお家にはめっちゃ憧れる。
オリジナルの「アニー」が引き取られた豪邸とはまた違う、
大都会の超豪華なマンション。
数日間でもいいから、住んでみたい。


評価 ★★★☆☆

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