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「赤い手裏剣」 [映画]

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〔1965年/日本〕


とある宿場町に現れた浪人・伊吹新之介(市川雷蔵)。
この町では、3つのヤクザの組が、
勢力を競い合い、
暴力が横行していた。


一番大きな組は仏一家、二番目は絹屋一家だったが、
伊吹は、一番小さな炭屋一家に
草鞋を脱ぐ事を決める。


伊吹は手裏剣の名手で、
狙った相手は決して外さない。
彼は五十両で仏一家を潰してやると、
炭屋一家に持ち掛けた。


一方、仏一家は、
鎌の名手・北風の政(南原宏治)を雇うが、
政は、仏一家の組長・勘造(山形勲)の愛人・千波(春川ますみ)と
できあがってしまい・・・。





またまた、私の無知無教養を
思い知る事になってしまった(笑)。


タイトルの「手裏剣」の文字を見た時、
私はてっきり雷蔵さんが、
星形というか、ヒトデ型というか、
そういう形のものを、
シュシュシュと飛ばすものだとばかり思っていたのよ。


でも、雷蔵さんが投げる手裏剣というのは、
もう完全に投げナイフと言った方がよくて、
「愛と誠」のスケバン・高原由紀が使用している物というのが
一番近い感じ。
(よけい分かりませんか(笑))


うーん、世間の皆さまは、
「手裏剣」っていうと、どんな物を想像されるのであろうか。


ただ、言い訳するわけじゃないけど、
例えば、ダウンタウンの歌う「日影の忍者勝彦」のPVを見ても、
ハマちゃんの投げる「半生手裏剣」」だって、
星形というか、そんなような形をしている。
私が物知らずってだけじゃないわよね?
(と思いたい(笑))


それから、北風の政が使う、
鎌がまた、凄いのよ。
彼が投げる鎌は、
相手を倒したあと、
くるりと飛んで、自分の手元に戻ってくる。
なんとブーメラン様式(笑)。


投げナイフにブーメラン。
これは日本か?(笑)
想像だけど、
これは西部劇風時代劇を狙って
作ったのではないだろうか。
雷蔵さんも、時代劇らしからぬ、
白い着物に、変な皮のベストみたいな物を着ちゃってるし(笑)。


ラストは「シェーン」っぽい?
「シェーン」は観てないから分からないけど、
ラストシーンだけは知っているので。
今度観て、確認してみよう。


評価 ★★★☆☆

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