「HIT&RUN」 [映画]
〔2012年/アメリカ〕
アメリカの田舎町で暮らすダックス・シェパードは、
実は証人保護プログラムによって、
守られている男。
ところが、恋人・クリステン・ベルが、
仕事で昇進し、ロスへの転勤が決まる。
証人保護の下では、町を出る事はできず、
しかし、ベルと別れ別れになってしまうのは絶対イヤだと、
シェパードは危険を冒して、
彼女を車でロスまで送り届ける事にする。
そんな2人に嫉妬したベルの元彼が、
シェパードのかつてのギャング仲間・ブラッドリー・クーパーに連絡。
元彼自身も車で2人を追跡する。
さらに、シェパードの身柄を確保せねば、と、
保安官も2人を追いかけ、
事態は収拾のつかない方向へ・・・。
ブラッドリー・クーパーが出ていなかったら、
観なかったと思う(笑)。
以前にも何度か書いているけれども、
私の友人が、とにかくクーパー命の女で、
しょっちゅう彼の話を聞かされている。
この映画も、彼女が「面白い」と言ったので、
観る気になった。
まぁ、彼女にしてみたら、
クーパーが出ていれば、何でもいいらしいが(笑)。
まぁ、そういう私も、
イケメンは嫌いではないし、
以前、レッドカーペットで彼を見た時は、
そのカッコ良さに、倒れそうになったくらいだから、
↓
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2011-02-08
やっぱり気になる存在ではある。
この映画の彼は、
変なドレッドヘアーで、
変な黄色いサングラスをかけ、
変な赤いジャージのズボンを履いているという、
すんごい役作り(笑)。
もしかして、この役の為にわざわざ太った?というくらい、
モッサリしていたのも凄い。
お話自体も、ドタバタのコメディで、
逃げる、追いかける、の繰り返し。
めちゃくちゃ面白い、というわけではないけれど、
それなりに楽しめる。
登場人物が全員、お馬鹿さんなわけだけれど、
私は、その中でも、
クリステン・ベルが一番だと思ったわ。
なぜなら、
ベルが元彼に、
「シェパードとロスに行く」なんて余計な一言を言わなければ、
一連の大騒動は起こらなかったわけで、
全ての発端は彼女なわけじゃないか。
しかも彼女は、
途中でシェパードと喧嘩すると、
元彼に、ロスまで送ってほしいとお願いしたりもする。
あんなストーカーみたいな男に頼るなんて、
「そ、その選択は正しいの?」と言いたくなった私(笑)。
この配役、
シェパードとクーパーを取り換えたらどうだったんだろう。
もう少しうっとり観られた気がするんだけど。
(一番の馬鹿は私だ(笑))。
評価 ★★★☆☆