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「モスラ」 [映画]

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〔1961年/日本〕


太平洋を航行していた玄洋丸は、
大きな台風に巻き込まれ、
たった4人の生存者がインファント島で救助される。


インファント島は水爆実験が行われていたが、
4人の健康状態は良好で、
核の影響は何も受けていないようだった。


彼らはその理由について、
島の原住民が飲ませてくれた赤い液体のおかげではないかと言う。
無人島だと思っていた学者たちは驚き、
調査隊が派遣される事になった。


島に着いた学者の一人・中条(小泉博)は、
不気味な植物の蔓に絡まれ、
もがいていたところ
体長30センチほどの双子の小美人(ザ・ピーナッツ)に助けられる。


小美人を使って金儲けを企む
在日の白人は、
インファント島から彼女たちをさらい、
ショーを開く。


すると、小美人を取り戻そうと、
島からモスラの幼虫がやって来る・・・。





「ゴジラ」シリーズを公開順に観ていこうと決め、
全巻揃えている友人からDVDを借りられる事になったと、
「ゴジラ」のレビューで書いたけれども、


大量に届けられたソフトの中に、
よく分からない作品が混じっている事に気が付いた。


この「モスラ」って何だろう。
先日書いた「モスラ対ゴジラ」とは別物なんだろうか。
ネットで調べてみると、
「モスラ対ゴジラ」よりも前に公開されているようで、
モスラ単独の映画らしい。


つまり、元々モスラという怪獣はいて、
後からゴジラと戦わせたという事か。


気になって、早速観てみる。
お話は「モスラ対ゴジラ」から、
ゴジラを引いただけで、
ほぼ同じような展開。


私は、「モスラ対ゴジラ」のレビューで、
ザ・ピーナッツが歌う「モスラの歌」は、
ああいうシチュエーションで歌うのね」と書いたけれど、
あの映画以前に、とっくに歌われていたのだと知った。
本当に知らない事が多すぎる。


「モスラ対ゴジラ」で、
ザ・ピーナッツをバニティバッグに入れずに、
鳥籠のような物に入れてあげたらいいのにと書いたら、
本作では本当に鳥籠に入れられていて笑った。


まるで囚われの身のようだけれど、
蓋をすると真っ暗になってしまうバッグに入れられるよりは、
ずっといいでしょう。


舞台は日本だけでなく、
外国に移る(架空の国だけど、どう見てもアメリカ)。
すごいよ、ワールドワイドだ(笑)。
摩天楼(ニューカーク市と言っていたような)は、
モスラが暴れるせいでめちゃくちゃ。
日本の怪獣が海外で暴れるという展開が、
なんだか面白かった。


評価 ★★★☆☆

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