「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 [映画]
〔2013年/アメリカ〕
ニューヨークで本屋を営んでいたウディ・アレンだったが、
経営が上手くいかず、
店をたたむ事に。
そんなアレンは、
ある日、かかりつけの皮膚科の女医・シャロン・ストーンから、
「レズビアンのパートナーに男を加え、3Pをしてみたいが、
手ごろな相手はいないか」
と相談される。
友人のジョン・タトゥーロを思い出したアレンは、
タトゥーロを説き伏せ、
2人で組んで男娼ビジネスを始める。
冴えない中年男と思われたタトゥーロだったが、
なぜかジゴロの才能を発揮し・・・。
このブログを始めた時、
劇場で観た映画を優先して書いていこうと、
なんとなくだけれど、決めていた。
最初はその通りにしていたのだけれど、
劇場で観た何かの映画(タイトルは忘れた(笑))が、
感想を書く気になれないくらい、
わたし的につまらなくて、
以来、劇場公開作にはこだわらないようになってしまった。
で、この映画も迷ったわ(笑)。
ウディ・アレンが男娼ビジネスを始めるなんて、
それだけ聞いたら、
なんとも私の好きそうな物語なんだけれど、
なんだか退屈で。
もしかしたら自分では気付いていなかったけれど、
疲れていたのかもしれない。
せっかくの題材が勿体なかったかな。
それにジゴロ役がジョン・タトゥーロってのがなぁ(笑)。
もう少しイケメン俳優だったら、
眠い目も覚めるってもんだけど。
監督もタトゥーロ自身がしている。
一見、アレンが監督のようだけど、
違うのよね。
同じ話をアレンが作ったらどうなっていただろう。
それは神のみぞ知る、だ。
ヴァネッサ・パラディが、
夫を亡くし、ずっと喪に服している女を演じていたけど、
彼女を見ると、
どうしてもジョニー・デップを思い出してしまう。
デップに去られ、淋しい日々を過ごす女だと思うと、
この映画での役は、彼女が一番合っていたりして(笑)。
評価 ★★☆☆☆