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「魔法使いの弟子」 [映画]

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〔2010年/アメリカ〕


遠い遠い昔。
善の魔法使いのマーリンは、3人の弟子と共に、
悪の魔法使いモルガナと戦ってきたが、
弟子の1人、ホルヴァート(アルフレッド・モリーナ)に裏切られ、
殺されてしまう。


他の2人の弟子・バルサザール(ニコラス・ケイジ)と、
ヴェロニカ(モニカ・ベルッチ)は、
モルガナとホルヴァートを倒すが、
ヴェロニカは自分の体にモルガノを吸収した状態のまま、
ホルヴァートと共に、入れ子の人形に封印される。


バルサザールはマーリンの後継者を探し続けてきたが、
相応しい人間に出会えないまま、
1000年の時が過ぎる。


そして、現代ニューヨーク。
冴えない大学生・デイブ(ジェイ・バルシェル)に出会った
バルサザールは、
彼こそがマーリンの弟子になる人間だと気付き、
強引に自分の弟子にし、
魔法を仕込もうとする。


そんな中、封印していた人形の蓋が開いてしまい、
ホルヴァートが姿を現す・・・。





ストーリーは、そこそこだけれど、
CGがとても良くて、
各々の場面で見入ってしまった。
こういった物を観ていると、
CGにも、好きなのと、そうでないのがあるんだなぁと
あらためて思う。


チャイナタウンのお祭りの龍が、
魔法で本物の龍になったり、
入れ子の人形(マトリョーシカみたいなもの)から、
無数のゴキブリが出てきて(汚くてすみません)人間になったり、
なんだろう、なんだか良いんだな。


ディズニー映画だけあって、
ダークな中にも可愛さが見える。
デイブが、片思いの女の子を、
自分の研究所に招待した時、
覚えたての魔法で、
モップやスポンジに掃除をさせる場面があるんだけど、


それって、「ファンタジア」の中のシーンを
実写化したものだと思っていいのかな。
ディズニーらしい、
楽しい場面で、
ワクワクする。


色々なレビューを読んでいると、
その、デイブ役のジェイ・バルシェル君の評判が
あまり良くないようだ。


確かに、カッコいいという感じではないけどね、
まぁ、ヘタレな大学生という役だから、
あんなもんじゃないの?と思う。


デイブが10歳の頃のシーンがあるんだけど、
その時の少年はとっても可愛い。
あんな可愛い子が、
大学生になるとああなっちゃうの?って、
ちょっとギャップはあった(笑)。
まぁ、そんな事どうでもいいんだけど。


ニコラス・ケイジの未見の作品が観られたから、
それだけで満足。


評価 ★★★☆☆

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