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「ロボコップ」 [映画]

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〔2014年/アメリカ〕


近未来。
アメリカの巨大ロボット会社・オムニコープ社は、
人間に代わる正確無比なロボットの開発で、
海外では大きな売り上げを伸ばしていた。


しかし、アメリカ国内での、
ロボットによる犯罪の取り締まりの拒否反応は大きく、
同社の製品の使用を認めない法律が
大きな壁として立ちはだかっている。


一方、デトロイトの警察官・アレックス・マーフィー(ジョエル・キナマン)は、
ある事件を捜査中、
自宅の車に仕掛けられた爆弾により、
瀕死の重傷を負ってしまう。


体の殆どを失ったアレックス。
そしてそんな彼に目を付けたオムニコープ社は、
彼とロボットを合体させた、
「ロボコップ」を作り上げる。


驚異的な能力で犯罪者を見つけるロボコップに、
人々は拍手喝采。
オムニコープ社は受け入れられる。


しかし、アレックスは、
愛する妻と息子への思いで苦悩する・・・。





1987年のポール・ヴァーホーヴェン監督の「ロボコップ」のリメイク。


ヴァーホーヴェン監督版の細部は忘れてしまったけれど、
とても面白かったと記憶している。
面白いだけでなく、
とても切ないお話しだったと。


で、この新しい「ロボコップ」。
どんなものかと思ったけれど、そう悪くはなかった。
私はアクションより、
ロボットにされてしまったアレックスが、
家族を思って苦悩する場面が観たかったので、
そのあたりのシーンが多い本作に満足。


それにしても、
やっぱり一番ショックなのは、
大怪我をしたアレックスが、
「ロボコップ」にされて、
目覚める場面。


「ロボコップ」のスーツを着ている時はカッコいいけど、
それを脱いだ時に見えるのは、
自分の心臓と肺が入った、
強化プラスチック?みたいなもので、
大変にグロテスク。


自分が目覚めてあんな姿にされていたら、
「こんな姿で生きているのは嫌だ」、と、
絶望的な気持ちになるだろう。


もしあの姿で年を重ねていったらどうなるんだろう。
顔だけがどんどん老けて、老人に?
(私だったら、お婆さんだ)。
老人になるのが悪いと言っているわけではない。
ただ、顔には、その顔に相応しい体ってものがあるだろう。
顔だけ年寄りで、体が「ロボコップ」なんて、
絶対に嫌じゃ。
まぁ、そうなる前に、
殺されてしまうんだろうけど。


それから、実際、ロボットの警察官ってどうなんだろう。
群衆の中から凶悪犯を瞬時に見分ける能力は凄い!と
素直に思ったけれども。


「人間はロボットにはなれない」
そこをどうとらえるか。
人間の警察官は、
犯人を銃で撃つ時、
コンマ何秒かの遅れが出る。
ためらう。
周囲に子供がいたりしたら、尚更の事。


けれど、当然の事ながらロボットにはそれがない。
文字通り、情け容赦ないってやつだ。


人間でも、ロボットでもない主人公。
考えてみれば凄い物語だ。


評価 ★★★☆☆