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「ディープ・スロート」 [映画]

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〔1972年/アメリカ〕


リンダ・ラヴレースは、
どんなに男と交わっても、
まるで感じない事に悩んでいた。


友人に相談した所、
医者を紹介され、診察を受ける。


彼女を診た医者が驚いて言った。
「あなたには、喉の奥に性感帯がある」と・・・。





ブログを始めて3年半になるけれど、
ポルノを扱ったのは初めて。


3年半の間に、
日本のポルノを2~3本観ている気がするけど、
記事にしようとは思わなかった。
理由は特にない。
強いてあげるなら、私が女だから、という事くらい。


でも、昨日書いた「ラヴレース」を観た以上、
「ディープ・スロート」を観なけりゃ話にならん!(笑)、
そして、どうせ観るなら「ラヴレース」とセットでレビューを書きたい、
という事で、借りてみた。


今観ると、まぁ普通のポルノムービー。
なんであれが全米を揺るがすくらいの
大ヒットになったのだろう。
本当にヒットが生まれる理由ってよく分からない。


この映画の「売り」である、
“喉の奥に性感帯がある女”って設定が面白かったのかなぁ。
1970年の人々の性事情がどんなだったか分からないので、
分析のしようもないけど、
まぁ、珍しかったのかもしれない(笑)。


本物のリンダ・ラヴレースも、
特別美人ではなく、
彼女のルックスが受けたとも考えづらい。
「ラヴレース」で描かれていたような、
“夫にポルノに出させられた”というような、
痛々しさは見えず、
表情は別に暗くない。
「ラヴレース」で再現された場面が
本当にあったので笑う。


女優さんたちが派手な嬌声を上げると、
ちょっと恥ずかしいので、
ヘッドフォンを装着(笑)。
でも、性交のシーンは、
音楽が流れて、声は聞こえず、
近所迷惑になるような事はなかった(笑)。


日本版なのでモザイク多数。
でも、わたし的にこれは助かった。
別に、気取るわけでも、貞女ぶるわけでもないけど(今更(笑))、
私はボカシ無しのポルノって観られない。
男性器はともかく、
女性器のアップには耐えられない。
気持ちが悪い。


これが私だけの感覚なのか、
多くの女性がそうなのかは分からないけれども。


評価 ★★★☆☆

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