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「ホビット 竜に奪われた王国」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


13人のドワーフと共に旅を続ける、
ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)。


森に入った彼らは、
巨大な蜘蛛の大群に襲われる。
「もはやこれまでか」と思われたが、
レゴラス(オーランド・ブルーム)率いるエルフたちに助けられ、
難を逃れる。


その後も幾多の困難にぶつかりながら、
旅を続ける面々。


彼らの最終目的は、
かつてドワーフの王国があった離れ山。


しかし現在ここに住むのは、
怖ろしい巨大な竜・スマウグだ。
山に到着した一行。
ビルボはスマウグが持っている、
アーケン石を奪おうと、
スマウグのねぐらに入ってゆくが・・・。





「これは参りました、ごめんなさい」と平伏すしかないような映像。
凄い、本当に凄かった。
特に、スマウグが姿を現してからの凄さはハンパなく、
観客の皆さんもシーンとして、
全員が映画に入り込んでいるように見受けられた。


この、スマウグという竜の住処にまずビックリ。
金銀財宝に埋め尽くされた、
部屋というか、広ーい空間に居て、
ビルボが入っていった時は、
財宝に埋もれて姿が見えない。


で、最初に目だけが現れるんだけど、
観ているこちらは、
「うわー、そこにいるよ」と教えたくなるような、
その存在感。
凝ってるよ、ピーター・ジャクソン監督。
この人って、本当にこういった映像が好きなのねと再確認。


スマウグとドワーフたちの追いかけっこ(?)の時間が、
とても長い気がしたけれど、
ずっと緊張の連続で飽きさせない。
それに、ドワーフたちがスマウグを挑発する時の言葉に、
ちょっと笑う。
「ナメクジ」とか「トカゲ」とか「ミミズ」とか。
竜のスマウグにしたら、
それはもう、大変な屈辱だよなぁって(笑)。


他にも、
ドワーフたちが樽に乗って川下りをする場面や、
山の壁面の鍵穴を探す場面など、
CGがとってもリアルで、
物語に入り込んでしまう。


文章力が無くて、説明が下手過ぎだけど、
本当に凄いです。
「大作を観た」という満足感でいっぱいになって、
気分まで良くなって、
劇場を出た後の足取りが軽くなった気がした私(笑)。


評価 ★★★★☆

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