SSブログ

「テイキング・ライブス」 [映画]

takinglives.jpg
〔2004年/アメリカ〕


1983年。
旅先で知り合った2人の少年。
彼らは中古車を買い、旅を続けるが、
途中で怖ろしい事件が起こる・・・。


そして現在。
工事現場で、白骨化した遺体が掘り出され、
警察はFBIの出動を要請、
特別捜査官のアンジェリーナ・ジョリーが派遣されてくる。


彼女は、事件現場から、
犯人の心理や行動を読み取る、
優秀なプロファイラーで、
警察内での反発も気にせず、
事件の捜査を進めてゆく。


そんな中、新たな事件が発生する。
しかし、今回は目撃者・イーサン・ホークがおり、
彼の協力により、
事件の解決は近いと思われた。


一方、
ある金持ちの老婦人・ジーナ・ローランズが、
死んだはずの息子を見かけたと、
警察に訴え出る。
息子は怖ろしい人間なので、
捕まえなければ大変な事になる、と。


ジョリーは、その息子こそが、
一連の事件の犯人だと気付く。


また、捜査が進んでゆくうちに、
ジョリーとホークの間に、
愛が芽生え始め・・・。





タイトルの、「テイキング・ライブス」とは、
他人の人生を乗っ取り、生きてゆく、
という意味らしい。


犯人は、身寄りのない人間を殺しては、
やどかりのように、
その人間に成りすましながら、
人生を送っているのだ、と。


そんなにしょっちゅう、
自分と年の近い、
身寄りのない人間に出会うものなのか、
という疑問はあるものの、まぁよい(笑)。
平凡なサスペンスだし、
無数にある映画に埋もれてしまっている作品であろうが、
それなりに楽しめる。


なんといっても、アンジェリーナ・ジョリーの魅力に
まいってしまう。
2004年の映画だから、まだ29歳で、
ブラピと出会う、ほんのちょっと前だろうか。
月並みだけど、
あの唇は、女の私でも見つめてしまうし、
瞳も綺麗。
ブラピが惚れるのも無理ないわ(笑)。


途中でキーファー・サザーランドが出てくるのが、
ちょっと可笑しい。
そんな有名俳優が出てきたら、
何かとんでもない役割を果たすのかと思うじゃない。
でも、意外とそうでもなく、
彼でなくちゃ駄目という役どころでもなかった(笑)。


途中、ジョリーとホークが出来上がった時、
「それは駄目でしょ」と思ったけれど、
それがラストに繋がるから、
今回はよしとしよう(笑)。


そのラストで、
「うわっ、嘘でしょ・・・」と声が出てしまう場面があって、
ショックだった。
その先は書かないけれども。


評価 ★★★☆☆

nice!(24)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画