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「コール」 [映画]

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〔2002年/アメリカ〕


シャーリズ・セロンは、
医師の夫・スチュアート・タウンゼントと、
6歳の娘・ダコタ・ファニングと幸せに暮らす主婦。


ある朝、タウンゼントの講演旅行を見送った
セロンとファニングが家に帰ると、
見知らぬ2人の男・ケビン・ベーコンとプルイット・テイラー・ヴィンスが
入り込んでおり、
ヴィンスがファニングが何処かへ連れ去ってしまう。


半狂乱になったセロン。
そのまま家に残ったベーコンは、
24時間以内に金を用意すれば、
子供は殺さない。
自分たちは今まで、4回も同じ手口で誘拐を成功させてきた、
と言う。


一方、タウンゼントは、出張先のホテルで、
見知らぬ女・コートニー・ラブに
監禁される。
ラブはタウンゼントに、ファニングを誘拐した事を告げ、
明日、銀行から現金を引き出す事を要求する。


なんとかファニングを助けなければ。
家族と誘拐犯との攻防が始まる・・・。





最愛の娘を誘拐された両親が、
なんとか彼女を取り戻そうと奮闘する、
サスペンス。


シャーリズ・セロンもダコタ・ファニングもケビン・ベーコンも
大好きなので、
出来は平凡でも、結構真剣に観てしまう。


夫妻の一番の心配は、
ファニングが、重度の喘息を患っているという所にある。
彼女は、少しの埃やストレスでも喘息を発症するので、
薬が絶対不可欠。
しかし、それを知ったベーコンは、
なぜか動揺する。


そう、この誘拐は、身代金だけが目的でないのが、
犯人の言動から分かるようになっている。
まぁ、別に驚く事もない、
平凡な理由なんだけど(笑)。


それから、クライマックスとも言える、
ラストの救出劇が、
わたし的には有り得なくて。


スチュワート・タウンゼントは、
自家用小型飛行機で、
ファニングの乗った車を追跡するんだけど、
そのせいで高速道路は大混乱。
あんなめちゃくちゃしたんじゃ、
犯人は殺せるけど、
ついでに娘まで殺しちゃうじゃん。


それに、そんな体験したら、
また喘息の発作が起こるよ。
(現に起こってたし)
なんで私がそんな心配しなくちゃならない(笑)。


他にも突っ込みどころ満載だけど、
それも含めて楽しめる。
まだ幼いダコタ・ファニングが可愛い。


評価 ★★★☆☆

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