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「ホワイトハウス・ダウン」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


議会警察官のチャニング・テイタムは、
大統領・ジェイミー・フォックスを警護する、
シークレットサービスの面接試験を受けに、
ホワイトハウスに出向く。


テイタムの11歳の娘は、
フォックスを憧れのヒーローだと、
心から敬愛しており、
娘の為にも、どうしても試験に受かりたいところだ。


面接のあと、ホワイトハウス内の見学ツアーに参加した、
テイタムと娘だったが、
同時期に、ホワイトハウスに、
武装集団が侵入占拠、建物の一部を爆破するという
事件に巻き込まれてしまう。


事件の直前、
手洗いに行っていた娘と、
離れ離れになってしまったテイタムは、
ホワイトハウス内で、大統領と遭遇。
娘を探しながら大統領を守るという、
二重の活躍をする事となる・・・。





先週、
「マジック・マイク」でストリッパーだった過去が明らかになった
チャニング・テイタム。
この映画を観た今となっては、
「マジック~」は、この映画の為の予習だったのかと、
そんな気がしてならない(笑)。
過去は色々あったけど、
立派な俳優になりましたぁ、みたいな(笑)。


6月に「エンド・オブ・ホワイトハウス」が上映されたばかりなのに、
なぜまた、ほぼ同じようなテーマの映画をする?
とちょっと不思議。
比べるつもりはなくても、
どうしても比べてしまう。


正直、私は、「エンド~」の方が好きだけれど、
でも、それほどの差があるわけではない。
「エンド~」の主人公が、自分の意志で大統領を助けに入ったのに対して、
こちらは巻き込まれ型。
「ホワイトハウス版ダイハード」といった趣き。


大統領が黒人というこちらの方が、
今のアメリカに即しているという意味で、
なんとなくリアリティはある。
しかも、その大統領を演じるジェイミー・フォックスが、
たまーに可笑しな事を言うから笑ってしまう。
なんだか可愛い。
あまり威厳は無いけれども(笑)。


テイタムに11歳の娘がいるって設定が、
「ずいぶん早い子だなぁ」という印象。


その娘が、ホワイトハウス内を見学中、
偶然、憧れの大統領が通りかかる場面がいい。
ミーハーな私の身にそんな事が起こったら、
嬉しくって、泣いてしまいそうだ。
ホワイトハウス内を見学できるのは知っていたけれど、
あんな風に、大統領を偶然会えるなんて
ハプニングが現実にあるんだろうか。


武装集団に遭遇した娘が、
スマートフォンで動画を撮り、
youtubeにアップするというのが、
最近の映画らしくて大好き。
(その後のマスコミの対応は最悪だけど)
少し前なら考えられなかった事だ。
ただ、どんどん進化しているこうしたシステムに、
この映画もあと数年したら、
古いと感じられるようになってしまうんだろうか。


評価 ★★★☆☆

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