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「華麗なるギャツビー」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、
毎夜・派手なパーティを開く隣家の大富豪、
ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)に興味を抱く。


ギャツビーが、そんな大金をどうやって稼ぎ出しているのか、
そもそも彼はどこから来たのか、
どんな生い立ちなのか、
なぜ毎夜、こんな宴を繰り広げるのか、
あまりにも謎が多い。


ある日、キャラウェイにも、
招待状が届いた。
パーティは想像以上に豪華絢爛で、
彼は圧倒される。
さらに、その後、
ギャツビーと話す機会を得たキャラウェイは、
彼の人生を打ち明けられる。


名家に生まれたギャツビーは、
両親から莫大な財産を相続した、
天涯孤独の身の上で、
オックスフォード大を出ている事、
従軍した際、沢山の勲章をもらった事など。
しかし、それが事実かどうかは分からない。


ギャツビーの城のような豪邸の対岸には、
キャラウェイの従妹・デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)が、
夫と暮らす邸宅があった。
その家の光を見つめるギャツビーには、
何か秘密があるようだ・・・。





1974年に、ロバート・レッドフォード主演で映画化された、
「華麗なるギャツビー」。
ずっと以前に、ビデオで観た気がするのだけれど、
胸を張って、「観た!」と言えないのはなぜだろうと思う。
退屈で、途中でやめてしまったのかもしれない。
実際、内容も、オチも、まるで覚えていなかった。


で、この作品。
やはり圧巻は、
ギャツビーが開く、パーティの様子。
豪華絢爛で、
そこに来る人々も、
皆さん派手にドレスアップ。


レッドフォード版は分からないけど、
こちらの雰囲気は、
もう、パーティというよりクラブな感じ。
毎晩じゃ疲れそうだけど、
一度くらい行ってみたいという気持ちにさせる宴。
(招待されないよって(笑))


ギャツビーが、そんなド派手なパーティを開くのは、
実は理由があるわけなんだけど、
私からすると、
「なんて壮大な無駄遣い」、って感じで。


何もそんなまだるっこしい事しなくたって、
他に、もっと普通の手があるじゃんと思ってしまう、
やっぱり私は貧乏性(笑)。
原作がある作品だから、
映画がどうのってものじゃないんだけど。


プリオもキャリー・マリガンも童顔なものだから、
作品全体に重みが出ないのは仕方ないけど、
その分、可愛らしく仕上がっていると思う。
特に私は、マリガンの表情が好き。
髪型や、髪飾りも、めっちゃ彼女に合っていて素敵。


マリガンの夫役に、
ブラッドリー・クーパーの名前も上がっていたと聞いた。
でも、それだと、
もっと美人タイプの女優さんを持ってこないと、
つり合いが取れない気がするし、
プリオとのバランスも悪い。
クーパーは好きだけど、
この映画には出なくて正解かも。


なるほど、ラストはそうくるかと、
ちょっとショックな展開。


これはやっぱり、
もう一度レッドフォード版を観たいと思った。
近いうちに借りてこよう。


評価 ★★★☆☆

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