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「モネ・ゲーム」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


美術鑑定士・コリン・ファースは、
大金持ちのアラン・リックマンに、
モネの名画、「積みわら 夏の終わり」の贋作を
掴ませようと計画を立てる。


相棒に選んだのは、
カウガールのキャメロン・ディアス。
彼女をこの絵画の持ち主に仕立て、
イギリスに呼び寄せ、
リックマンに会わせる。


リックマンは、
モネの名画を、アメリカのトレーラーハウス暮らしの女が
持っているわけないと、
最初はファースの言葉を信じなかったが、
ディアスの魅力に満更でもない様子。


話しは上手くいくかに思われたが、
リックマンが別の鑑定士に、
絵の鑑定をさせると言い出し、
ファースは大慌て。


リックマンのパーティに出掛けたファースたちは、
屋敷に忍び込み・・・。





コリン・ファースとキャメロン・ディアスの、
コミカルな小作品。


モネの贋作を掴ませるというお話だけど、
それより、
途中で起こるドタバタを見せる映画。


予告でも何度も流れていたけれど、
登場人物たちが裸や下着姿になる場面が
やたら多くて(笑)。
女性のディアスは分かるとして、
男性陣も。
ファースなんて、英国王まで演じたってのに、
この映画では、そのような威厳はゼロ(笑)。
大好きだから、いいけど。


メインは、彼がホテルの廊下に置かれていた、
調度品の壺を盗んだ事から起こる、
一連の騒ぎかなぁ。
騒ぎっていっても、
彼が一人であたふたしてるんだけど。


犯罪物には違いないんだけど、
騙されるのは大金持ちだから、
ま、いっかって感じで軽く観ていられる。
それに、アラン・リックマンが、
人を見下したような、嫌な奴で。


途中、多数出てくる日本人を、
リックマンがめっちゃ馬鹿にしてて。
何年経っても、日本人のイメージって、
あんなものなのかと思うと、
ちょっと悲しかった。


この映画が、
「泥棒貴族」という1966年の映画のリメイクだと、
ついさっき知ってビックリ。
オリジナルの作品だとばかり思っていたから。
シャーリー・マクレーンとマイケル・ケインの共演だそうだ。
観てみたいなぁ。


評価 ★★★☆☆

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