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「ジャッキー・コーガン」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


ニューオーリンズのある町で、
賭場が襲撃される。
犯人は、
フランキー(スクート・マクネイリー)とラッセル(ベン・メンデルゾーン)。
そして黒幕はジョニー(ヴィンセント・カラトーラ)。


賭場の支配人マーキー(レイ・リオッタ)は、
以前に、自作自演で賭場から金を奪った事があり、
同じ事が起これば、
またマーキーが疑われるだろうというのが、
ジョニーの目論見だった。


襲撃は成功し、
ジョニーらは大金を手にするが、
怒った組織は、
凄腕の殺し屋・ジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)に、
犯人探しと、その始末を依頼する。


最初はマーキーを疑ったコーガンだったが、
口が軽いラッセルのおかげで、
真犯人を知り・・・。





これは宣伝に偽りありかなぁ。
「映画史に刻まれる新たな殺し屋の誕生」って言うほどには、
全然凄くないんだもの(笑)。


このキャッチコピーを聞いたら、
全米を又にかけて活躍するような凄腕な奴って、
誰だって思うんじゃない?


でも、実際の出来事は、
全て半径3キロ以内に納まっちゃってる感じで、
狭い狭い(笑)。
だったら、「小作品だけど深い味わい」くらいの
宣伝文句にしておいた方が、
かえって効果があるような気がするのだけれど。


賭場の襲撃計画と、その実行までは、
とっても面白く感じられて、
その後の展開に期待したのだけれど、
ジャッキー・コーガンが出てきた辺りから、
テンションが落ちていく。
主役の登場でつまらなくなる映画って一体・・・(笑)。


ブラピはカッコいいんだけどな、
なんだかセリフばかりが多くて、全然動かない。
見せ場も意外に少ないし。


一つ、教訓になったのは、
車に火を付けて処分する時は、
火を付けた瞬間に走って、
なるべく遠くに行った方が良いって事。
・・・って、
私の今後の人生で、
車に火を付けるような事態に陥る事は、
ほぼ無いとは思うけれど、一応(笑)。


どうでもいいけど、
レイ・リオッタを観ると、
名前は思い出せなくても、
「あ、『ハンニバル』で○○食わされた人だ」と、
思うようになってしまっている。
きっと私は一生、
彼を観る度にそう思うだろうなぁと思うわ(笑)。


公式サイトで、
ブラピ出演作のベスト3アンケートみたいなものが
載っているので、私も選んでみた。
(そういう遊び、大好き)

1.バベル
2.トゥルー・ロマンス
3.テルマ&ルイーズ

っていう順位かなぁと思ったけれど、
なぜか彼が主演じゃないのばっかりだった(笑)。


評価 ★★★☆☆

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