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「ピラニア3D」 [映画]

piranha3D.jpg
〔2010/アメリカ〕


アメリカの南西部の湖の町。
地震により湖底が割れ、
進化した凶暴なピラニアが上がってくる。


町はフェスティバルの真っ只中。
若者は浮かれ、大変な騒ぎ。
保安官・エリザベス・シューの
高校生の息子・スティーブン・R・マックイーンは、
シューから幼い弟妹の面倒を頼まれていたが、
ポルノビデオの撮影助手のバイトを頼まれ、
弟たちを家に残して出掛けてしまう。


弟たちは、兄の言いつけを聞かず、
船で沖へ出てしまい、孤島に辿り着く。


ピラニアは若者たちに襲い掛かってきた。
逃げまどう人々で、ビーチは阿鼻叫喚。
現場は地獄さながらの様相だ。


一方、ボートで沖に出たポルノ撮影隊だが、
こちらもピラニアに襲われる。
監督や女優たちは次々餌食になってゆく。


マックイーンは母に連絡。
子供たちの危機に母はボートで駆け付け、
決死の救助が始まる・・・。





これが劇場公開された時のタイトルは、
「ピラニア3D」だったと思うのだけれど、
自宅での2D鑑賞の場合は、
どうタイトルを付けたらいいのか、
ちょっと迷った。
(原題も「3D」と付いているようだ。
 1978年の「ピラニア」と区別をつけるためにも、
 2Dで観ても「3D」と付けるのが正式なのだろうか)


物語の進行は、
一般的な動物パニック物を見事に踏襲している。
リゾート地、
浮かれる人々、
警察が止めるのも聞かず海から出ない人、
極めつけは、
いざとなるとエンジンのかからないボート。


ただ、絶対的に違うのが、
裸の多さ(笑)。
とにかく女の子たちが裸になる。
なにせ、主人公の男の子が、
誘われてひょこひょこ付いていってしまうのが、
ポルノ映画の撮影現場ってんだから、
想像が付くってもんだ(笑)。


ポルノビデオ撮影の為の船というのがまた、
船底に窓が付いていて、
そこから全裸で泳ぐ女優が撮影できるという優れもの(笑)。


しかも、女優たちは、
「息継ぎしないんかい!?」と言いたくなるくらい、
長い時間、水中を楽しそうに遊泳。
まるで人魚のようだ。


肝心のパニックの部分はといえば、
ピラニアに食われた人々は、
上半身人間、下半身骨だけ、みたいな、
凄惨な状況を極めておった。
そういうのが苦手な方は観ない方がいいかも。


ピラニアが、ある物を食いかけるんだけど、
吐き出すシーンが笑える。
「そっか、不味くて食えないのか」と。
(観た方なら、分かりますよね(笑))


エリザベス・シューと一緒に、
子供たちの救助をする俳優さんを見た瞬間、
「あー、見た事あるー」(ローラ風(笑))と思ったのだけれど、
(しかも、つい最近の映画で)
どうしても思い出せず、
調べてみたら、「バチェロレッテ」に出ていた人だった。
次に見る時は、ちゃんと覚えていようと思う。
(自信ないけど(笑))


評価 ★★★☆☆

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