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「バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!」 [映画]

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〔2012年/アメリカ〕


カフェで会話するキルスティン・ダンストとレベル・ウィルソン。
ウィルソンから話があると言われたダンストは、
また失恋の相談かと決めつけるが、
結婚の報告をされ、驚く。
しかも相手は、ハンサムなエリートだ。


ダンストはすぐに、別の高校時代の友人、
リジー・キャプランとケイティアイラ・フィッシャーに
電話をし、ウィルソンの結婚を報せる。
やはり驚く2人。
太っていてあまり美しくないウィルソンを、
3人は、どこか下に見ている所があったのだ。


しかも、3人共、
自分の恋はまるで上手くいっていない。
もういい年な自分に、
ウィルソンの結婚は、焦りの気持ちを増幅させられる。


結婚前夜、
久し振りに顔を合わせた4人。
幸せそうなウィルソン。
婚約者も、
本気で彼女に惚れているようだ。


深夜、ウィルソンのウェディングドレスを持ち出し、
その大きさを馬鹿にしていたダンストたちは、
ふざけすぎて、ドレスを破ってしまう。
結婚式まであと数時間しかない。
なんとかしなければ・・・。





なんだか底意地の悪いサブタイトルだなぁ。
内容とは、ちょっとニュアンスが違う気がする。


確かにキルスティン・ダンストたちは、
レベル・ウィルソンを、多少軽んじてはいるし、
嫉妬もあるけれど、
別に、それだけに固執しているわけじゃない。
ウィルソンの結婚を機に、
自分を見つめ直す、いいきっかけになっているように思える。
それにダンストは、思いの外、
花嫁介添人のリーダー役をしっかりこなしている。
与えられた仕事は、きちんとするタイプのようだ(笑)。


あとは、ドタバタを楽しむ。
花婿が友達と、結婚前夜に羽目を外す事を、
「バチェラーパーティ」と言うらしいけれど、
それの女版と考えればよい。
とはいえ、
ウィルソンはパーティには参加していないので、
本当の意味での「バチェラーパーティ」とは言えないのであろうが。


キルスティンたちは、
女だてらにストリップに行ったりもする。
そこには花婿と友人たちも来ており、
まぁ、そこで、何やら色々ある。


でも、花婿が浮気をするという事はないので、
混乱はない。
安心して観ていられる。
いつもの私なら、
ウェディングドレスを破った事にもイライラしそうだけど、
どうせ時間までに補修できるのだろうという、
妙な安心感があって、
焦りはしない。


似たようなシチュエーションで、
昨年公開された、「ブライズメイズ」には、
とても感動したけれど、
こちらはあれよりB級感でいっぱい。
花嫁介添人たちの結婚前夜のドタバタだと思って、
気楽に観るのが良い。


評価 ★★★☆☆

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