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「リンカーン 秘密の書」 [映画]

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〔2012年/アメリカ〕


後にアメリカ大統領となる
エイブラハム・リンカーン((ベンジャミン・ウォーカー)は、
少年時代、最愛の母を地元の名士・ジャック・バーツ(マートン・ソーカス)に殺される。


いつかは仇を打ちたいと思いながら、
青年になったリンカーンは、
酒場で知り合った男・ヘンリー・スタージス(ドミニク・クーパー)から、
バーツがヴァンパイアであることを教えられる。


スタージスから、ヴァンパイア狩りを勧められたリンカーンは
武器として斧を選び、
トレーニングを重ねてゆく。


スタージスは
市民に紛れ込んでいるヴァンパイアを示し、
リンカーンは次々彼らを殺害。


やがて政治家となり、大統領に登りつめたリンカーン。
就任直後、南北戦争が始まるが、
ヴァンパイアの餌食となっているのが、
黒人奴隷だと気付いた彼は、
奴隷解放に向け、北軍勝利に向けて奮闘する・・・。





すごい仮説だね、これは(笑)。


リンカーンが奴隷解放に力を入れたのは、
ヴァンパイア撲滅のためだとは。
リンカーンの子孫が聞いたら、
驚くか、笑うか、中には怒る人も出てきそう(笑)。


ティム・バートン制作という事だけれど、
私にはあまり馴染みのない俳優さんばかりで
地味な印象。
リンカーン役なら演じてみたいというスターはいなかったのか。
それとも、元々、大スターを使わないという方針だったのか、
その辺はよく分からない。


それから、ラストに、
「ヴァンパイアたちは、アメリカを追われ、
 欧州や東洋に行った」って、たしかそんなような解説があって、
アメリカの俺様を見た気がしたよ。
アメリカが平和なら、他の国はどうなってもいいのかよって(笑)。


アクションシーンや映像は結構面白い。
一般市民にヴァンパイアが混じってるってのも、
怖いものだね。
いつ襲われるか分からないし、
誰も気付かなかったら、
世界中がヴァンパイアだらけになってしまいそう。
ただ、そうなったら、一体誰の血を吸うんだろう(笑)。


評価 ★★★☆☆

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