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「奇跡の旅」 [映画]

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〔1993年/アメリカ〕


ピーター、ホープ、ジェイミーの仲良し3兄姉弟は、
それぞれ、犬のチャンスとシャドウ、猫のサシーを飼っており、
特にチャンスは、
過去に動物収容所に入れられた経験から、
捨てられるのを大変に恐れていた。


両親は再婚同士だが、
新しいお父さんの仕事の都合で、
サンフランシスコに転勤となってしまい、
新居ではペットを飼うことが無理なため、
チャンスたちは、お母さんの友達に預けられる事になる。


けれど、子供たちが心配でたまらない3匹は、
預けられた家を飛び出し、
元の家に帰ろうとする。


途中、様々な難関が待ち受ける。
大きなクマと遭遇したり、
ピューマに追いかけられたり、
ハリネズミと知らず、針が顔に刺さったり。


サシーは急流に落ちてしまい、
一度は死んだものと諦めるチャンスとシャドウ。
けれど奇跡的に助かったサシーは、
また2匹と合流。
彼らは無事に子供たちと再会できるのか・・・





以前、このブログで、
「三匹荒野を行く」のレビューを書いたけれど、
これはそのリメイクという事だ。


「三匹~」では、
兄弟は2人だったけれど、
本作は3人。
それから、これはうろ覚えで申し訳ないのだけれど、
オリジナルでは、
実の父親だったような気がする。


そして一番の大きな違いは、
オリジナルが、ドキュメンタリータッチだったのと違って、
こちらは、動物たちが人間の言葉で、
互いに会話しながら旅するという所。


観終わって、キャストを確認したら、
マイケル・J・フォックスやサリー・フィールドの名前があって、
「え!?どこに出ていたっけ?」と思ったけれど、
彼らは、動物の声担当という事で、納得した次第。


動物に喋らせるというのが、
ネットでは賛否あるようだ。
私はどちらも悪くはないと思ったけれど、
まぁ、喋らない方がシンプルで良いかな、とは思う。


これを小さな子供が観たら、
どんなにかハラハラするだろうなぁと考えながら観ていた。
なにせ、危機、また危機で、
大人の私でも、「危ないよ」などとつぶやいてしまうくらいだから、
子供だったらもっとだろうなぁと。


そんな小さな子供の表情を見てみたいものだけれど、
残念ながら、今、身近にそのような子がいないんだよなぁ(笑)。


評価 ★★★☆☆

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