SSブログ

「白雪姫と鏡の女王」 [映画]

shirayukihimetokagaminojoou.jpg
〔2012年/アメリカ〕


悪い女王(ジュリア・ロバーツ)に城を乗っ取られた、ある国。
国王は行方不明、
一人娘の白雪姫(リリー・コリンズ)は幽閉され、
18歳の誕生日を迎える。


豊かだった国は、
贅沢三昧の女王のせいで、破産寸前、
国民たちは重税に喘いでいる。


城から抜け出し、街に下りてきた白雪姫は、
すっかり変わってしまった国民の暮らしに、
ショックを受ける。


そんな中、森の中で、
七人の小人たちに身ぐるみ剥がされてしまった、
隣国の王子(アーミー・ハマー)を助けた白雪姫。
王子は裸のまま、城に助けを求めるが、
そんな彼に目を付けた女王。


裕福な上にイケメン。
この王子を逃がしてなるものか、と。
しかし、舞踏会で再会した白雪姫と王子は意気投合、
いい雰囲気になる。


女王の怒りは爆発。
白雪姫を殺し、王子と結婚するために、
あらゆる手を使うのだが・・・。





白雪姫のお話って、
やっぱり白雪姫より女王が主役なのねって、
この映画のポスターを見て思った。
善人より、悪人の方が魅力的な場合が多いしって。


たしかにこの映画のジュリア・ロバーツは、
「よくやるなぁ」ってくらい、
コメディタッチのおかしな女王役に徹している。
先日、DVDで観た、1997年の「スノーホワイト」で、
シガーニー・ウィーバー演じるシリアスな女王とは、
まるで違う。


一箇所、ロバーツが、
アーミー・ハマーにあるセリフを言い、
ハマーが驚いて、聞き直す場面で、
声を上げて笑ってしまった。


アーミー・ハマーも、
「よくやるなぁ」と思った一人。
「ソーシャルネットワーク」での、
パーフェクトともいえるような、
アメリカの上流階級の大学生のあの役を、
私の中で彼のイメージとして、あのままとっておきたかったというのに、
この映画では、
もう、とってもマヌケ(笑)。
イケメンには間違いないんだけど、
この映画の女たちに、完全に食われている(笑)。


そしてやっぱり、一番大切な白雪姫役のリリー・コリンズ。
白雪姫という事だからであろうか、
この映画での眉毛は、
とっても太くて黒々しているのだが、
ネットで画像検索してみると、
いつもそうというわけではないらしい。
普通の眉毛だと、
スッキリしていて、可愛い。
お父さんのフィル・コリンズには、
あまり似ていない気もするけど、
エンドロールの歌は上手かった。
やはり父親譲りか。
これからの活躍が楽しみだ。


評価 ★★★☆☆

nice!(20)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画