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「バッド・ガールズ」 [映画]

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〔1994年/アメリカ〕


1980年代。
ある売春宿で、娼婦・メアリー・スチュアート・マスターソンが
客から嫌がらせを受ける。
彼女を庇おうと、宿主・マデリーン・ストウは客を射殺。


縛り首になる寸前、
ストウは、マスターソン、
アンディ・マクドウェル、ドリュー・バリモアに助けられ、
逃亡する事になる。


ストウは銀行口座に貯めてきた金が、
結構な額になっており、
また、マスターソンは、亡くなった夫と一緒に買った土地を
持っていた。
そこで製材所を作り、4人で暮らそうという事になる。


ストウが銀行で、自分の金を受け取ろうとした瞬間、
銀行強盗が入って来る。
強盗団のリーダー・ジェームズ・ルッソを見て、
ストウは驚く。
彼はかつてストウの恋人だったのだ。


結局ストウは、自分の金もルッソに奪われる。
取り返しにルッソ一味が住む砦に乗り込んだ彼女だが・・・。





全然“バッド”じゃない、女の子映画であった(笑)。


だって、みんないい子だよ。
悪い事なんか一つもしないし、
堅実に生きようと頑張ってるし。


娼婦だった彼女たちのガンさばきが、
何故かとっても上手いのが可笑しい。
一体どこでそんな技を身につけたのか(笑)。


彼女たちは、
ストウが殺した客の未亡人が雇った探偵から追われる事になるのだけれど、
しつこい追跡劇があるのかと思ったら、
それほどでもなく、
それより、ジェームズ・ルッソとの関係の方が
重要になる。
なんだか焦点がハッキリしない。


というより、
ラストは、「もしかして続編あり?」みたいな終わり方で、
次回は探偵との対峙がメインみたいに匂わせている。
作られてはいないようだけれども(笑)。


あとはお約束のように、
カッコいい男と知り合いになって、
彼らが助けてくれるという流れ。
やっぱり甘い(笑)。


マデリーン・ストウがめっちゃ綺麗。
でも女優って綺麗だからといって、
大ブレイクというわけじゃないのね。
それ以外の何かが必要なのでしょうね。


それから、やっぱりドリュー・バリモアが可愛い。
ストーリーより、
女の子たちを楽しむ映画。


評価 ★★★☆☆

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