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「スパイダー・パニック!」 [映画]

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〔2002年/アメリカ〕


アリゾナ州の田舎町で、
産業廃棄物の入ったドラム缶がトラックから落ち、
池に入ってしまう。


その近所で沢山の蜘蛛を飼育している、
変わり者の男がおり、
蜘蛛たちは、その廃棄物に汚染された餌を食べた影響で、
人間より大きな化け物に成長してゆく。


男と仲良しだった小学生のスコット・テラは、
いち早く化け物蜘蛛の存在に気付き、
大人たちに告げるが信じてもらえない。


蜘蛛たちはいよいよ姿を現し、
住民を大胆に襲い始める。
テラの母親で保安官のカリ・ウーラーは、
人々をショッピングモールの頑丈な建物に誘導し、
元恋人のデヴィッド・アークェットと共に、
果敢に蜘蛛に立ち向かうのだが・・・。





よくある昆虫パニックもの。
ストーリーは王道で、
特筆する点も特に無いが、
最後まで飽きずに観られる。


この手の映画で毎度感じる事だけれど、
登場人物たちの呑気な様子に、
最初はイライラさせられる(笑)。
何もこんなもの、そこまで本気で観なくたってと、
自分でも思うけれど、
つい、のめり込んじゃって(笑)。


巨大化した蜘蛛の動きがなんだかコミカルで、
そこまで怖いという感じはしない。
動きがすんごく速くて(笑)。
車でもバイクで逃げても、すぐに追いつかれちゃうの(笑)。


けれど、よく考えてみると、
ちょっと変かも。
廃棄物に汚染されたのは蜘蛛だけ?
他の全ての生物への影響はどうなんでしょ。
蜘蛛の持っている何らかの体質が、
廃棄物と化学反応を起こしたのだろうか(笑)。


詳しくは知らないけれど、
蜘蛛って、悪い虫を退治してくれると聞いた事があって、
だから普段、家の中で見かけても、
見ないフリをしている。
(別に好きというわけじゃないけど)
だから、そんな蜘蛛が悪者になるのは、
ちょっと可哀相だったな。


スコット・テラの姉役をスカーレット・ヨハンソンが演じていてビックリ。
こんなパニック物に出ていたんだなぁって。
ボーイフレンドとの関係に悩む役とは、
まだ若かったのね(笑)。
とはいえ、あの意志の強そうな感じは、
若い頃からそのまま。
脇役とはいえ、存在感はバッチリだった。


評価 ★★★☆☆

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