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「映画 ひみつのアッコちゃん」 [映画]

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〔2012年/日本〕


アッコちゃんは小学5年生。
CAやフィギュアスケーターに憧れる、
お化粧の大好きな女の子。


ある日、アッコちゃんが大切にしていた鏡が、
アクシデントから割れてしまう。
ショックを受けたアッコちゃんは鏡のお墓を作るが、
すると不思議、
その夜、鏡の精(香川照之)が現れ、
魔法のコンパクトをくれる。


「テクマクマヤコン テクマクマヤコン 大人の私になれ」
と唱えると、
アッコちゃんは、綺麗なお姉さん(綾瀬はるか)に変身。


塾の冬季講習をサボったアッコちゃんは、
“大人の私”の姿で、
デパートのAKATSUKA化粧品の売り場に直行。
するとそこに、前に遊園地で出会った、
カッコいい男の人・早瀬尚人さん(岡田将生)がいてビックリ。
早瀬さんは、AKATSUKA化粧品の開発をする偉い人みたい。


早瀬さんの推薦で、
冬休みの間、AKATSUKA化粧品でアルバイトをする事になったアッコちゃん。
彼女は斬新なアイデアを次々提案するが・・・。





試写会で観た。


誰もが知っているアニメ、「ひみつのアッコちゃん」を、
綾瀬はるかと岡田将生で実写化。


見た目は大人だけど、
脳内は5年生という設定というのが、
なんだかホワンとした雰囲気の綾瀬はるかに
とても合っているように思えた。
一歩間違うと、ちょっと危ない人って感じで(笑)。


それから、可笑しいのは、
アッコちゃんが、
綾瀬以外の大人に変身した時。


岡田が尊敬する前社長に変身した時は笑った。
見た目は中年男、脳内はアッコちゃんという役を演じる
大杉漣が可笑しくて。
当然、大杉と岡田の会話は全く噛み合わず、
大杉は岡田から、
「お体の具合は大丈夫ですか?」と心配される始末(笑)。


AKATSUKA化粧品は、
谷原章介や鹿賀丈史に乗っ取りを画策されており、
岡田の部署は窮地に追い込まれている。
このままではリストラも免れない。


案の定、
株主総会は大荒れに荒れるけれど、
そこでも天然ボケを発揮する綾瀬。
大人から見たら有り得ない場面だけれど、
子供が見たらどうなんだろう、
「なんだか分からないけど、大人って凄い」と思うのだろうか。


ラストは、不覚にも少し涙が滲んでしまった。
あの感慨は、
おそらく子供には理解できない気がする。
そういう時は、大人になって良かったと思うよ。


評価 ★★★☆☆

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